ゼニスが開発した自動巻きクロノグラフムーブメント「エル・プリメロ」を積んだベーシックなモデルです。
ZENITH Class El Primero
2002/02
自動巻き
シースルーバック
10振動
31石
購入当時、HW(HandWinding=手巻き)シリーズが発売となり、そちらと悩んだのですが「エル・プリメロといえば”自動巻き”クロノの代名詞」だろうと考えました。
36000振動/時のハイビートです。10振動/秒ですので、クロノとして使いやすいとおもうのですが、あまり普及しませんね。機械式クロノに実用性を求めてもしょうがないという意見もあるでしょうが、あえてそこを追及するのが機械式時計のロマンwだと思うのですが。
このブレスは長さの微調整ができないので私には微妙にフィットしません。冬場はオーストリッチの革バンドに交換していますが、こちらもかなり恰好いいです。
シースルーバックでピラーホイール式のクロノグラフムーブが堪能できます。
エルプリメロにはこのモデルに積まれている標準的なCal.400の他にトリプルカレンダーとムーンフェイズを加えたCal.410(クロノマスターなど)、Cal.400から自動巻き機構を取り去ったCal.420(HWなど)などがあります。
購入当時はゼニスといえば「ムーブはいいのにガワ(ケースなど外装のつくり)がダメ」というのが一般的な評価でした。実際、このモデルも結構安かったです。 ケースサイズも38mmと大きくなく、奇をてらわないシンプルですっきりとした良いデザインだと思うのですが。周囲がラウンドした文字盤もアンティーク風で気に入っています。
ゼニスはその後ムーブもガワも追い求めるようになり、手の届かないところへ行ってしまいました。
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