2015年5月24日

DELL Inspiron 1520 無線LANモジュール換装


無線LANモジュールを交換し、802.11gから802.11nへスピードアップしました。


購入した際にBTOで指定したのはIntel Pro/Wireless 3945で802.11abgに対応したものです。たしかもっと安い802.11bg仕様があったのですが、5G帯が使用したくてこれにしました。

その後802.11nが普及し価格もこなれてきたので使ってみたくなりました。モジュールの規格は「miniPCI-E フルサイズ」ということがわかりましたので換装にチャレンジしました。

購入したのは
Intel Wireless WiFi Link 4965AGN
です。購入先や価格は忘れてしまいましたが、東芝製バルク品だったように思います。バルク品なのでかなり安かったように覚えています。
同時に無線LANルータールーターもn対応品に買い換えました。

交換は簡単です。
PCの裏側に「C]と書かれた蓋が有りますので、ネジ2本を外して開けます。
 

アンテナ線3本を外します。線の色の順番を覚えていてください。モジュールはネジ2本で留まっていますので外して交換、アンテナ線を戻します。


交換後、Intelの純正ドライバをいれたらしっかり300Mbpsでリンクされました。体感上もネット接続がかなり快適になりました。


ちなみにですが無線LANモジュールにはES品(ENGINEERING SAMPLE)というものがあります。これは文字通り量産化前の試作品が主です。本来は市場に出ないものなのでラベルが貼っていなかったりします。このラベルを量産品のように偽装したものがラベルフェイク品です。
ES品は動作の保障は無い(実際、私も動作するもの、しないもの、両方経験があります)のですが非常に安価なので動けばラッキーくらいの気持ちで使ってみるのも…
※無線ですので正規品以外はもしかしたら違法かもしれません。そもそも無線LANモジュールを交換すること自体、厳密には違法かもしれません。

また、現在はわかりませんが以前はLenovoだけ特殊でBIOSで制限されていました。
無線LANを装備していないモデルも(装備しているバージョンが存在する場合)アンテナだけは装備されている場合が多いので、その場合は手軽に無線LANを増設できます。

今回はminiPCI-Eのフルサイズ→フルサイズへの交換ですが、ハーフサイズもコネクタ部分は同一なのでスペーサーを使用すればハーフサイズも交換可能です。アンテナ線の長さに余裕がある場合に限られますが。



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