2015年11月14日

腱鞘炎でマウスを交換②


腱鞘炎用マウスを追加購入しました。


腱鞘炎になりマウス操作が苦痛になってきたので「Microsoft Sculpt Ergonomic Mouse」を購入したというのが前回の記事です。

Microsoft Sculpt Ergonomic Mouse をある程度使用した感想ですが、マウスとしての機能には不満があるものの、腱鞘炎には大きな効果が認められました。仕事用に購入したのですが自宅用でも欲しいと思うようになりました。

前回は、それまでマイクロソフトのマウスを盲目的に信奉してきたので、その時もマイクロソフトから選択しました。今回はもっと範囲を広げていろいろ調べてみることにしました。Amazonで「腱鞘炎 マウス」で検索すると「VESSEL」というメーカーと「サンワサプライ」が出てきます。VESSELは聞いたことが無いメーカーですしマーケットプレイスなのでサンワサプライが無難に感じました。サンワサプライでこんなニッチな商品が出ているとは思ってもみませんでした。

サンワサプライのエルゴノミクスマウスとしては「MA-ERGW6」と「MA-ERGW4」があります。(それぞれ有線と無線がありますが無線で考えます)
MA-ERGW4はMicrosoft Sculpt Ergonomic Mouseと同じような形状で普通のマウスを傾けた格好になっています。一方MA-ERGW6は斬新なデザインでジョイスティックのような形状です。MA-ERGW4でしたら職場に置いておいても「変わった形のマウスだね」と言われる程度でしょうが「MA-ERGW6」ですと「ナニコレ!」とギョッとされるでしょう。普通、マウスを使用する時には手のひらと机が並行になると思います。腱鞘炎になって分かったのですが、手のひらを机と垂直(親指が上になる)になるようにすれば非常に楽なのです。MA-ERGW4とMA-ERGW6を比較するとMA-ERGW6の方が垂直に近い感じだったのでMA-ERGW6に決めました。
価格は4000円弱だったのですが、ちょうど20%OFFだったので3000円強で買えました。


手前に見えるパームレストはスライドして取り外せます。邪魔だというレビューが多かったですが、私には有用でした。


右クリックを中指でやるか薬指でやるか試行中です。


「戻る」「進む」ボタンが使いやすいです。間違って押してしまうというレビューが多かったですが、私には特に問題があるとは思えませんでした。
手が触れる部分にあるすべり止め溝(実際には凸形状ですが)が非常に良い感じです。


残念ながらBluetooth対応ではありません。レシーバーはMicrosoft Sculpt Ergonomic Mouseよりかなり小さいです。メーカー製ドライバは用意されていません。


Microsoft Sculpt Ergonomic Mouseとの比較です。大柄に見えますが、取り外せるパームレストを除けばフットプリントはちょっと大きい程度です。


ただし高さの違いはご覧の通り。


手に持った状態の比較です。


Microsoftより手のひらが立っているのがわかると思います。
頂点にあるのが分解能を変更できるボタン。好みに設定できるので便利です。日常切り替える必要の無いボタンなのでこんな目立つ位置に無くても良いですが。


思ったところにマウスカーソルを持っていくのが難しそうだと思ったのですが、意外と早く慣れました。
カーソルが届かなかった場合、マウスを持ち上げる動作が必要なのですが、このマウスの場合は持ち上げるのが難しいです。
メーカーからユーティリティソフトが用意されていないのでボタンの入れ替えなどができません。ステアーマウスという有料ドライバを使用している方もいるようです。
作りが安っぽく故障しやすいとのレビューがありました。たしかにボタンは安っぽく、クリック音も大きいです。実売価格はそれほど高価ではないので仕方がないと思います。ただ、ニッチな商品なので買い替え時に販売停止になっていないかが心配です。
総合的に見て満足度は高いです。



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