2015年12月31日

ビザピュア故障


フィリップスの洗顔ブラシ「ビザピュア」の電源が入らなくなりました。


以前、ビザピュアのレビューを書きましたのでよろしければこちらを。
型番:Philips VisaPure SC5277/10

購入してから気に入って毎日使用しているのですが、その形状(この商品の最大の不満点です。詳しくはレビューを参照。)から何度も風呂場の床に落としています。風呂場の床は硬く、結構な衝撃があると思うのですが、故障には至りませんでした。
しかし最近になってボタンを押していないのに電源ONになったり、逆にボタンを押しても電源が入らなかったり動きが怪しくなり、ボタンを何度も押したりしてだましだまし使用していました。そのうちにまったく電源が入らなくなりました。

何事もまずは調査すべし、分解を試みますがボディは継ぎ目無しの一体構造でネジ等も見当たりません。そこでウォーターポンププライヤーで引っ張ったところあっさりと抜けました。後で取扱説明書を見たらマイナスドライバーを差し込め、と書かれていました。


特に接着剤等は付いていないので嵌め込んであるだけのようです。ただし柔らかい透明なゴム状のものが少しだけ付着していましたので、これが防水を兼ねた接着剤なのかもしれません。


電源ボタンはゴマ粒ほどのスイッチです。


本体の凸部とケースの凹部とがかみ合って位置決めされているのですが、その凹凸が浅いために本体とケースがずれて(回転して)ボタンが押せなくなったものと想像されます。


 電池は単三形状です。交換も容易でしょう。


防水は細いリング状のパッキンのみに頼っているようで、かなり心もとないです。実際、分解時に少量ですが水が出てきました。基盤の一部にサビも見られます。防水性には過信しない方が良いでしょう。


 防水性能については取扱説明書を見ると「ハンドル本体およびブラシを、刺激の少ない石鹸を使い、水または40°C以下のぬるま湯で洗ってください。」と書かれています。また、サイトには「この製品は国際的な安全規格を満たしており、お風呂場やシャワー中でも使用可能です。また、充電器、充電スタンドを除いて水洗い可能です。」と書かれています。
しかしその規格(IP)が何なのかが書かれていません。これでは水没させて良いのか、水中で使用可なのかわかりません。ちょっと不親切なのではないかと思った次第です。



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