ハゼットのドライバー8本組です。柄の形状が特徴的です。
HAZET(ハゼット)
829-1 0.5x3.5
829-2 0.6x4
829-3 0.8x5.5
829-4 1x6.5
829-5 1.2x8
835-PH0
835-PH1
835-PH2
ドイツ製
プラスドライバーが1,2,3の3本、マイナスが3.5mm~8mmの5本です。
マイナスはコーナーが落とされています。
先端部が黒いものが剥がれています。黒いものは塗装で目的はさび止めでしょうか?
柄の部分の断面形状がおむすび型になっています。たしかに力がかけやすいです。
柄の表面は滑り止め加工されています。
厳密に言うとプラスネジの規格は日本と欧米では違います。日本はもちろんJISですし、欧米ではフィリップス(オランダの電気メーカーのPhilipsとは別)が主流です。従って使うドライバーも違います。規格が合っていればネジにドライバーを押し付けただけで持ち上げられるほどピッタリ合うはずです。
ハゼットのドライバーを購入したのはずっと昔、ハゼットのソケットレンチセットを購入したのと同時期です。そのころは規格が違うなんて思いもよらず、日本車の整備に使いたいのに「ブランド品なら良いはず」と考えていました。
その後、対象がフランス車になりましたが、そちらはプラスネジではなくトルクスネジが使われていることが多かったので、頻度からするとJISネジを扱う機会の方が多いです。
今思えば国産メーカー品を購入すべきでした。とは言え、JISとフィリップスは互換がありますので大きな問題にはなりません。実際、このハゼットのドライバーは柄の形状が秀逸で力がかけやすく、不足に感じたことがありません。ただ、マイナスドライバーの刃先が薄いような気がします。まあ、マイナスドライバーは本来のねじ回しに使う機会は殆どなく、こじ開ける使い方がメインなので問題ないのですが。
問題なのはヨーロッパである程度普及している「ポジドライブ」です。一見プラスネジと同じに見えますが、よく見ると十字の溝それぞれの間に小さな溝があります。プラスネジとは互換性がありません。よく指摘されるのがIKEAの家具がポジドライブだそうです。ポジドライブの工具を持っている人は少数でしょうからネジをナメてしまうことが多いようです。
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