ジョーが大きく柄が短い特殊なモンキーレンチです。
トップ(TOP) ショートエコワイド HY-49S
カタログ値では12~48mm、実測値では10~50mmの範囲で動きます。下の写真の右下、曲線になっている部分は指(人差し指)を掛ける部分のようです。
最大に広げた状態です。
完全に顎は閉じません。最小でもこの状態です。
ガタ(バックスラッシュ)の大きさは並です。先端の厚みは普通ですが、ヘッド部の厚みが通常よりも大きいです。
これが役に立ったのが洗濯機の分解です。全自動洗濯機の洗濯槽の裏側のカビ取りのため、洗濯槽を外して洗浄したかったのですが、洗濯槽を外すには槽の底、パルセーターのさらに下にある大きなナットを外す必要があるのです。ナットの径が大きすぎて使えるソケットレンチがありませんし、通常のモンキーレンチでは全長が長すぎて入りません。そこでこの全長の短いモンキーレンチが役に立ちました。
モンキーは通常、下顎側へ回すように定められています。下顎の強度が弱いので逆方向に回すと壊れる危険があるのです。しかしこの商品は下顎の強度を高めることで逆方向の締め付け強度もあるとメーカーは謳っています。狭い場所で作業することが前提の工具なので、よく考えられています。
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