2017年12月19日

コンデジ Panasonic DMC-LX9


キャノン G9X MarkⅡ を買うつもりが Panasonic DMC-LX9 を買ってしまいました。その経緯とファーストインプレッションです。


前回の記事で書いた通り、迷いに迷ったコンデジ選びですが、気持ちの上では「Canon PowerShot G9 X MarkⅡ」に決め、特に急いでいるわけではなかったので年末年始のセールで買おうと狙っていました。



そして始まったAmazonサイバーマンデーセール。タイムセールではG9XMark2は出てこなかったのですが、アウトレットが全品15%オフになっていました。以前からアウトレットにLX9があることは知っていたのですが、買うまでには至りませんでした。たしかに新品より安かったのですが、そもそもLX9は競合他社より価格が高めです。ライバルはSONY DSC-RX100 M3、Canon Powershot G7X Mark2あたりになると思いますが、4K動画と1.4Fの分か、それらより実売価格が高い(6.7万円ほど)です。アウトレットでも6.2万円でした。


LX9は大きさ・重さはG7X Mark2とほぼ同じで、その他のスペック的には上回っているのですが、大きく劣るところがあります。せっかくの4K動画なのですが、手振れ補正がほとんど効いていないようで、ネットに上がっている動画を見てもそれがはっきりわかります。また、動画撮影時のオートフォーカスも明らかに劣っています。さらに、うたい文句の開放F値1.4にしても、たしかに広角端24mm時はG7XMark2の1.8に対して有利ですが、少しでもズームすると明るさが逆転してしまうようです。そんなこんなで販売台数はG7XMark2の足元にも及ばない状況のようです。


大きなネガが有ることがわかっていながら購入した理由はひとえに「価格」です。5.3万円なら…行ってしまえ!。コンデジで動画を撮ることはあまりないだろうし、あったとしても歩き撮影をしなければ手振れ補正が弱くても我慢できるのではないかと考えました。肝心の静止画撮影時の手振れ補正とオートフォーカスについては、動画と違って悪いレビューも無かったのも購入を後押ししました。


実はサイバーマンデーセールが始まってすぐにチェックしたらLX9のアウトレットは既に売れてしまった後のようでした。心はG9Xだったので特に悔しくもなかったのですが、数日後に見たらキャンセルされたようで復活しています。「これも何かの縁かもしれない」とムクムクと購入意欲が湧いてきて、ちょっと悩んだ末にポチってしまいました。

私にとってはお馴染みの「アウトレット」シールが貼ってあります。私は今まで多くのAmazonアウトレットを購入してきました。Amazonのアウトレットは「中古品」なのですが、今まで「使用感」のあるものに当たったことがありません。外箱が少し痛んでいた物はありましたが、本体については新品にしか見えませんでした。今回のLX9にしても箱は何となく「開けた」感はありましたが、本体に擦り傷等は見当たりませんでした。
デジカメは新品時からの総シャッター数(ショット数)や、初めて電源を入れた日付などが残っているはずです。アウトレットなので、それらを確認したかったのですが、ネットで検索してもLX9で確認する方法がわかりませんでした。海外では「DMC-LX10」の名前で販売されているようなので、それでも検索してみたのですがヒットしませんでした。(知っている人がいましたら教えてください!)


実店舗をいくつか回ったのですが、DMC-TX1は置いてあるのですがLX9は置いてなかったので初見です。初めて持った時の印象はあまり良いものではありませんでした。(当然ですが)やはりG9X Mark2より大きく重いです。特に2つのリングを持つレンズの出っ張りが気になります。

また、グリップの盛り上がりはあるものの、表面処理がツルツルしていて持ちにくいです。G9X Mark2はこれより薄いものの、レザー調のプラスチック・グリップが良い仕事をしていて持ちやすかったです。落としそうなので早急に何とかしたいです。

最後に今まで使ってきた Panasonic DMC-TZ7 と比較してみました。TZ7は今時のコンデジと比べれば大きいので、見た目ではLX9とそれほど違いはなさそうです。でも持ってみると全然違いますね。






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