2021年9月8日

クラッチ軽減


最近握力が無くなってきたのかちょっと距離を走ると左手が痛くなってくるのでクラッチの重さを軽くする措置をとりました。

以前同じ理由でクラッチケーブルを交換して効果はあったのですが、もっと軽くしたいという要望です。

油圧クラッチという方法もありますが、XR100モタードの前例が無いと素人的にはなかなか踏み込めないです。小排気量のクラッチの重さなんて普通は問題にならないのでしょう。



クラッチケーブルの中間に挟み込む部品があることを知りました。キタコの「ライトクラッチキット」です。技術的には大したことが無さそうなキットですが価格が高い。



ノーブランド品なら1,500~2,500円程度と安いので試しに買ってみました。



レビューを見ると「ケーブルが細いので切れそうで心配」とする声が多いですが、XR100は小排気量だからでしょう、太さは純正と同じでした。


テコの原理でストロークを増やす代わりに加重を減らそうということです。ピンの位置で支点を変えることにより効果の具合を変化させられます。


付属するレバー側のケーブルが長すぎたので切ることに。そのためのケーブルエンド(タイコ)も購入。



イモネジで固定するタイプなので説明書きに「長期間の使用は避けるように」との記述がありましたが常用します。


ケーブルが長くなる分、取り回しに工夫が必要です。


セッティングには苦労しました。クラッチ側のストロークが小さくなるのでレバーを開放してもクラッチが完全に繋がっていなかったり、いっぱいまで握ってもクラッチが切れていなかったりするからです。結果的にはクラッチが完全につながることを優先しましたのでレバーを握っても半クラに近い状態になりました。停止状態でも前進方向に力はかかっていますが乗車していれば何とか停止している状態です。また停止状態ではギアチェンジが難しくなりました。

効果としては思ったほどではありませんでした。「最大で半分の力」ということですがそこまでは体感できません。でも明らかに軽くはなったので満足感はあります。




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