2025年10月12日

カングーの燃料キャップ


 鍵で開けるのが面倒なので、鍵無しを探しました。

カングー2の給油口は常にフリーで開けられるタイプ。給油口を開けると給油キャップ(フィラーキャップ)があるのですが、そちらは鍵が無いと開けられません。フルサービスのガソリンスタンドを使っている人はかなり面倒でしょう。私はセルフしか使いませんが、それでも面倒に思います。(もちろんエンジンをかけながら給油しようと思っているわけではありません)

そこで鍵無しの給油キャップにしたいと思うようになりました。燃料泥棒に対して無防備になってしまいますが、今時そんな人も稀でしょうし、ましてや「この車、無防備だぜ!」とわかるはずもありません。

ネットを見るとルノーの他車種用の鍵無し燃料キャップを流用している人もいるようですが、純正の新品は聞くまでもなくお高いでしょうし、都合よく中古が見つかるとも思えません。こういう時はAliexpress!ということで探してみました。しかし鍵付きのサードパーティー品は見つかるものの、ルノー用の鍵無しは見つかりませんでした。

かわりにプジョー用が多く見つかりました。ルノーとプジョー、系列はまったく違いますが互換性のある部品も多いです。ダメ元で買ってみようと思いました。Aliexpressは商品価格は安いものの送料が高いのでAmazonで1,199円で購入しました。

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販売サイトの写真を見る限りでは「似ているけど明らかに違う」印象なので勝算は低く、そのまま使える可能性1割以下、改造すれば使える可能性3割、くらいに思って買いました。



残念ながらキャップを奥まで差し込むことすらできませんでした。


内側に左右対称に2か所、凸部分があるのですが、その幅が大きな違いです。


車両側には凹があり、そこと合う必要があります。


ロックの構造はどちらも同じ。キャップは外側と内側の2重構造になっており、奥まで差し込むと写真のポッチが押されて外側と内側が独立して回るようになります。内側は凹凸が合っていて回らないので、外側だけ回ってロックされます。


ロック前。


ロック後。回転しているのがわかるでしょうか。


車両側の凹形状に干渉する部分を削りました。


その結果・・・


みごとに嵌りました!ノブを回すと、きちんとロックされます。


燃料キャップはただの蓋というわけでは無く、タンク内の圧力を調整する重要な役割があります。観察した限りでは弁はどちらも同じように見えましたが保証はありません。

もちろん皆さんは、やってはいけませんよ!




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