2023年10月21日

室内ドアにドアクローザーを付ける


 扉が閉まる時の音を軽減させるためです。

室内のドアを閉める際、「ガチャン!」という大きな音がして不快なので何とかしたいと思いました。クッションテープを貼ったりしたのですが、思うような効果が出ません。そこでドアクローザーを付けることを思いつきました。

リョービのドアクローザー S-1003 がアウトレットで2,000円という格安で売っていたので下調べもせず買ってしまいました。



買った後に知ったのですが、ドアクローザーには開く側に付ける「スタンダード型」と、開く側とは反対側に付ける「パラレル型」があり互換性は無いそうです。S-1003はスタンダード型で、型番の最後に「P」が付くS-1003Pがパラレル型ということでした。今回取り付けたいドアは構造上、開く側にしかドアクローザーを付けられないので結果的に「スタンダード型」で良かったのですが、「たまたま」スタンダード型だったというわけです。ドアクローザーは玄関に取り付けるのが多いのですが、玄関ドアは外開きが多く、ドアクローザーは内側に取り付けることが多い。つまりパラレル型が一般的だそうで、たまたま買ったのが流通量の少ないスタンダード型だったというのは全くのラッキー。ちなみにですが、(これもそうなのですが)ドアクローザーは右開き(開く方から見て右に吊ってある)・左開き(開く方から見て左に吊ってある)は兼用なのが普通のようです。

無事に届きました。建築用品なので無骨なパッケージです。


初めての経験なので説明書をよく読みながら作業しました。取り付けるドアは左開きなのですが説明書は右開き用に書いてあり、逆に考えなければならないので、そこが面倒でした。

無事に取付完了。


閉めている時にはアームが飛び出しているので、ちょっと仰々しい感じはします。


開いた時。90度開いた状態で一旦停止するようにしました。この位置は自由に変えられます。


閉める時の動きは素晴らしい!90度で止まっている状態からちょっとだけ動かすと、後は自動的にゆっくり閉まります。しかも最初は速め(速度は調整可能)に動き、最後はゆっくり(こちらも速度は調整可能)動き、最後に「カチャン」と静かに閉まります。

問題は開ける時です。とにかく重いのです!小学生以上なら開けることは可能でしょうが、頻繁に開けることを考えると厳しいです。たまに開けるくらおなら良いのでしょうが、頻繁に開閉するからこそ取り付けたいわけで…。

結論としては「NG」。やむなく取り外しました。

その後調べてみると一般家庭でドアクローザーを使う際にはやはり開ける時の重さが問題になるようで、室内専用のドアクローザーがあるそうです。代表的なのが「リョービ ドアマン」で、特に「101PV」は開ける時の重さを2段階で調節可能とのこと。



「よし!これにしよう」と思ったのですが、レビューを見てわからなくなりました。「軽い」と言っている人もあれば「重い」と言っている人もあり、判断に迷うのです。試すことができれば良いのですが、それもできず。「また失敗してしまうかも」と思うと買う決心がつきません。

そんな時に別の商品を見つけました。「スガツネ工業 ラプコンドアダンパー」と「ダイケン エコキャッチ」です。どちらもドアが閉まる寸前にだけ機能し、ダンパーの役割でドアの閉まる衝撃を和らげるというものです。



ドアが開いた状態ではフリーになるので、一定の角度で止めておきたいといった用途には使えませんが、今回の目的はドアが閉まる時の衝撃音を小さくしたいということなので目的にかなうはずです。

問題は値段で、どちらも4,000円弱です。既に2,000円の無駄金を使っているので慎重になっています。…でも買っちゃうだろうな~。

2023/11/05追記 ダイケン・エコキャッチを買いました。
2023/11/12追記 ドアマンを買いました。



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