カングーの故障② ステアリングからの異音

カングーのステアリングから異音がするようになりました。ハンドルを切ると「ギギギギ」という音がします。帰宅すると家の中にいた家族に「変な音がする」と指摘されるほどの音の大きさです。


車内よりも車外の方が大きく聞こえるため、ステアリングギヤボックスあたりが怪しいです。

厄介なことに発生する条件が限られています。

①左に切った時だけ
②ステアリングの角度にすると45度近辺のみ
③前進・バック、どちらでも
④徐行程度の走行スピードの時のみ
⑤同条件でも出ない時がある

特に⑤が心配でしたが、ディーラーに持っていってメカニックに同乗してもらった際に再現したのでよかったです。
結果としては注油で治ったので良かったのですが、ひと悶着ありました。（注油しただけと聞いて心配になりましたが、その後3年ほど経っても再発していないので完治したと考えて良いと思います）

作業完了後に車を受け取り走り出してしばらくすると違和感があります。ステアリングのセンターが出ていないのです。直進状態でも左に30度ほど（時計の長針だと10分くらい）切れています。

ハンドルを見ると思いっきりズレているのですが、走りの方（直進。カーブとも）は何ら違和感がありません。ですからステアリングを付け直す時に角度を間違えたのかと思い、「なぜステアリングを付け直したんだろう？」と不思議に思いました。
これに関しては未だに疑問に思っています。これほどステアリングがずれるほどタイロッド（予想）を動かしたのなら、左右を均等にやらない限りトーが出ていなかったと思うのですが、走りに違和感がなかったのはなぜ？私が鈍感なだけ？

直ぐにディーラーに連絡すると「そんなはずはない。注油しただけで構造には手を触れていない。」とのことでした。話をするだけでは平行線でしたのでディーラーに引き返し直も否定するメカニック（作業した本人です）に試乗してもらうと、「そういえばボルトを緩めたかも…」とあいまいな返答をします。口には出しませんでしたが「さっき作業が終わったばかりなのにもう忘れたのかよ！」ツッこみたくなりました。

ともかく調整（おそらくタイロッド）をしてもらいほぼ正常になりました。
強く言ったつもりはありませんが、以外（と言ったら失礼ですが）と真面目に3～4回、試乗・調整を繰り返してくれました。
実はいまだに少しだけズレているのですが許容範囲です。

2012/01　（15,000km）