2015年3月1日

Black&Decker マルチツール EVO183


初めての電動工具を買いました。
Black&Decker 18Vリチウム充電マルチツール EVO183 19,800円


本体
充電機
バッテリー×2
ドリルドライバーヘッド
ジグソーヘッド
サンダーヘッド
のセットです。



私のDIY歴はそこそこ長いのですが最近までずっと手動工具でやってきました。
電動工具でしかできない重作業はあまりやりませんし、手動でできる作業は手動でやった方が信頼できると感じていたからです。
親が建設業だったので実家にはプロ用の電動工具がたくさんありますので、いざというときにはこれを借りていました。

最近になって体力・気力が衰えてきたのか電動工具で楽をしたい気持ちに変わってきました。しかし、現在の住まいは手狭ですので置き場所の確保が大変です。
そんな時に発売されたのがブラックアンドデッカーのマルチツールです。

これは動力部とアタッチメント部(ヘッドと呼んでいます)が分離でき、さまざまなヘッドを入れ替えることのできるツールです。これなら複数のツールをそろえてもコンパクトに収まるので邪魔にならないだろうということで購入しました。

ブラック&デッカーはアメリカの工具メーカーで日本では工具よりもハンディ掃除機などで見かけることが多く、プロは歯牙にもかけないメーカーです。最初から良いものをという人は日立・マキタを選択しておけば間違いないです。

品質は素人のホビー用には問題ないだろうと判断し、なによりそのギミックに惹かれました。
メーカーを選ばなければ電動工具も安いものがあるので価格的にはそれぞれの工具を別々に購入した方が安いと思います。別々であれば同時に使えますし、故障した場合にもそれを買い替えるだけで済みます。EVO183の本体が一つというメリットは本体が壊れたら全て使えなくなるというデメリットでもあります。
品質的にも合体ギミックが無い分、別々の方が上でしょう。
EVO183は普通ではコンセント式(有線)でしか使用できない工具(たとえば丸ノコ)が充電式で使用できるメリットがありますが、実際には充電式で便利なのはドリルドライバーくらいで、他は作業場で使用するのが普通なのでコンセント式で何ら不満はないでしょう。

EVO183のデメリットばかり挙げてしまいました。たしかに理屈ではメリットよりデメリットの方が多いと思います。諸手を上げて人に勧められるか、と言ったら"NO"ですが、個人的にはとても楽しく、気に入っているのです。新しいヘッドが発売されるたびに気になって買ってしまいます。
何かに似ているな、と思ったらカメラとレンズの関係と同じかもしれません。「レンズ沼」ならぬ「ヘッド沼」でしょうか。

個別のヘッドの使用感は今後紹介していくつもりですが、総評として「それなり」という言葉がぴったりです。私はプロ用の工具を知っていますが、そうでない人にも「これはホビー用だな」と感じられると思います。パワーとか精度・使い勝手は明らかに劣ります。では使い物にならないかと言ったらそんなことは無く、平均的なDIYに使用するには「ちょっと物足りないかな」程度で決定的にダメということは無いでしょう。初心者にはパワーの無さが逆に使いやすいかもしれません。

私が購入したのは発売直後で2万円弱しましたが、現在では16,000円程度で購入できるようですのでかなりお得かと思います。電動工具に興味があるけど何も持っていないような人にはピッタリです。この値段なら買い替えても惜しくないでしょうから、使いこなしていくうちに不満が出たヘッドを専用工具に置き換えていけば良いのです。
また、当初は1種類のセットしかありませんでしたが、現在はヘッドの組み合わせを変えたセットが数種類あるようですので、自分に合わせたセットが選べるのも良いですね。

ちなみに日本語の取扱説明書がネットからダウンロードできます。 サイトはアフターサービスを委託されている会社のようですのでおそらく公式のものなのだと思われます。
http://www.2helpu.com/BlackAndDecker/JP/
今どきはオフィシャルサイトからリンクされるのが普通なので、ここもそうしてほしいです。


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