運転席内側のドアノブを引くと途中で引っ掛かってしまい、ドアを開けることができなくなりました。
このへんで引っ掛かり、これ以上引くことができません。無理やりやると壊れそうなのでやめておきます。しばらく前から時々起きるようになったのですが、当初はドアノブをガチャガチャ動かしたりドアロックを作動させたりすると開くようになりました。そのうちにその対処療法も効かなくなり完全にダメになりました。しばらく車から降りる時には窓を開け、外のドアノブを引いてドアを開けていました。
ケーブルが切れるとスカスカに空回りするはずなので、それではない。となると内部のリンクが折れたり外れたりしていることが考えられます。おそらく修理ができずアセンブリ交換しか無いでしょう。嫌な予感しかしません。
時間が取れたので様子を見てみます。まずはドア内装を外して…
キャッチのところのネジ3本を外します。(写真は既に外してある)
そうするとロック機構が外に引っ張り出せます。ただし内外のノブからつながるケーブルは外すことができませんので、この状態で作業します。
外せそうなネジを探すと、ユニットの対角、右上・左下のネジ2本だけ見つかりました。(写真は途中まで外してある)
プラスチックのカバーが外れましたが、他にネジの類は見当たらず、これ以上分解するのはできそうにありません。交換はケーブルも含め一式になると思います。
困ったなと思いながらしばらく観察するとチャイルドロックっぽいスライドスイッチを見つけました。試してみるとこの位置ではドアノブで動作しますが、
この位置だとドアノブが空回りします。チャイルドロックで間違いなさそうです。
で、ほんの少し通常状態からズレているとドアノブが引っ掛かる症状が再現されることがわかりました。
通常位置に戻して何度もドアノブを操作してみたのですが、最初のうちは正常動作するものの、そのうちに症状が再発することがわかりました。振動などでだんだんと位置がずれてしまうようです。
そこでスイッチが動かないように適当な木材(アイスの棒)を削って嵌めました。これで大丈夫のはず!
もちろん、このスイッチは車内から操作できません。後席はともかく前席にチャイルドロックって聞いたことは無いけど、もしかしてフランスでは助手席にチャイルドロックがある?それとも後席と兼用しているから?
謎の隠し機能のせいで必要のない苦労をしましたが、費用も掛からず簡単に治ったのでヨシとします。
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