ヴィンテージの機械式アラーム腕時計「Memostar」
たまたまネットで見かけてレトロフューチャーな外観にやられて何の前知識もなく購入。eBayを見ると程度の悪そうなものは5,000円ほどから、良さそうなものは20万円まで、結構選べる状態です。その中で「見た目が許せる」もので「懐具合が許せる」ものを吟味し、送料入れて2万円ほどの物を選びました。さて、届くまでの時間でこれが何なのか調べます。GoogleのAIは以下のように答えました。
『ヴィンテージの機械式アラーム腕時計「Memostar」は、1970年代にスイスのシクラ社(SICURA)などが製造・販売したレトロフューチャーな外観と手巻きアラーム機構が特徴の名作時計である。A. Schild社製キャリバーCal. 1931などの手巻きムーブメントやTVスクリーン型の文字盤を採用している。詳しい分解やメンテナンス記録については、The Watch Spotで解説されている。』
シクラ社『など』が気になります。たしかに実物には「SWISS MADE」と書かれていますが、メーカー名は記載されていません。
アラーム時計と言えば私は「レビュートーメン・クリケット」を持っています。そちらはヴァルカンムーヴなので、今回のア・シールドムーヴとは違うということですね。
「シクラ」ってメーカー知らなかったのですが、結構大きな会社だったようです。50年前のメモスターがこれだけ流通していることからも想像できます。ブライトリングに吸収されたと書かれている例もありますが、実際のところはクォーツショックで瀕死の状態だったブライトリングをシクラが救済し、シクラの工場でブライトリングを作っていたようです。その後ブランド名としてはブライトリングに吸収された、と。
2時のリューズがアラームの巻き上げと時刻合わせ。4時のリューズが通常の時分針の時刻合わせです。クリケットよりわかりやすい。
ベルトはもちろん社外品。どうやら新品を付けてくれたようですが、似合っているような似合っていないような・・・微妙な感じ。
プラ風防は磨いてあるようで綺麗です。ケースも写真で見るより状態良し。
裏ブタにリューズの説明が刻印されています。最初「ねじ込み式なのにうまく位置合わせしたな」と思いましたが、よくよく見るとねじ込み式の周囲とは別部品のようです。中央の部分でアラーム音を反響させているのでしょう。
eBayに出品されている物はことごとくリューズが摩耗・腐食していました。実物を見ると(ケースも含め)ちょっと黄色味がかっています。真鍮だから摩耗しやすいのではないかと想像しています。
2万円で買ったと書きましたが、送料が高くて、時計本体の値段は1,4000円ほど。50年前の時計でこの値段なので精度が心配でしたが、測ってみると日差+69秒。「もうひとがんばり」ってところですが個人的には問題ありません。「修理済み」ってのも嘘ではないかも。
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