カングー購入時にオプションとしてナビを付けることはまったく考えませんでした。とても手が出る価格ではなかったからです。幸いダッシュボード上センターのインフォメーションディスプレイ前に「ここにポータブルナビを置いてください」と言わんばかりのスペースがありますのでそうしました。
今はわかりませんが、当時オプションでは最廉価の本体10万円、工賃を入れると15万円ほどかかったように記憶しています。10万円のものはポータブルナビなので、それだったら自分で選んだ方が良いと思いました。
ちなみに当時外販されていなかったインフォメーションディスプレイ部に収めるキットはたしか7万円ほどで手に入れることができると整備工場の人は言っていました。今では(純正ではないかもしれませんが)通販で手に入るようです。
ナビ本体はサンヨー(今はPanasonicですね)とSONY(その後撤退しました)とPioneer(carrozzeria)を比較して、機能的に一番優れていると判断したのがサンヨーでした。
設置場所が遠いので画面サイズは大きい方がいいと思いましたが7インチは高かったので6インチにしました。
以下、購入したものです。
・SANYO NV-SD630DT (5,4650円)
・SANYO NVP-BCX バックカメラ接続ケーブル (2,075円)
・SANYO NVP-RSD1 テンキー付きジョイスティックリモコン (2,348円)
・SANYO NVP-DTNF26 ワンセグ用フィルムアンテナ (3,955円)
・SANYO NVP-N20 GPS外部アンテナ (5,315円)
・Panasonic CY-RC51KD リアビューカメラ (15,100円)
合計 83,443円
けっこう高くついていますね。この内、GPS外部アンテナはいらなかったように思えます。前車に使用していたPanasonicのポータブルナビのGPS補足が弱かったので、カングーは「前面ガラスが傾斜していない=上空が開けていない」こともあり心配になったので付けましたが、今どきのナビはGPS補足性能が良くわざわざ外付けアンテナを用意する必要はなさそうです。
本体は付属の吸盤でダッシュボードに固定しています。ダッシュボード側に補助シートを貼ってありますので1年くらいは落ちません。逆に言うと時々落ちますのでそのたびに吸盤をお湯洗いします。
写真は運転席からの見た目です。ナビを左よせに設置したところ、インフォメーションディスプレイの時計や温度は支障なく見られますし、オーディオメッセージも7割程度は見ることができます。
ワンセグとFM-VICSのフィルムアンテナをフロントガラスに貼ったのですが、フィルムアンテナを貼るのは難しいですね。ガラスが湾曲しているせいでまっすぐに貼ったつもりでも曲がってしまいます。貼りなおそうとすると粘着部分に指紋が付いてしまいますし。
ナビの位置が遠いのでリモコンも購入しましたがこれは予想通り大活躍しています。キーの大きさが一定で配置も良くないのでブラインドタッチしにくいのが難点ですが。
グローブボックス上AUX端子のくぼみにピッタリ収まります。まるでこのために用意されているかのようです。
リアビューカメラですが、一度経験してしまうと無しではいられなくなりますね。SANYO製より安かったのでPanasonic製にしました。このころ車体外部の突起物への法規制が厳しくなりましたが、これは大丈夫です。(もちろん取り付け方法によってはNGです。)
カメラはナンバー燈の付いたひさし部分に付けました。 ひさし部分にケーブルが通る小さな溝を掘り、ケーブルをひさし内部に通し、バックドアへ、さらに左フェンダー内へと導きました。特に難しいことは無いと思います。
カメラの電源はバックランプからとりました。ギアをリバースに入れると自動的にナビにバックカメラ画像が映ります。レスポンスも十分速いです
バックカメラ端子はパーキングブレーキ端子を兼ねています。パーキングブレーキ端子にネジを差し込むと…になりますが、バックカメラを付けた場合は配線の途中にパーキングブレーキ接続線がありますので、これをGNDだったか12Vだったかに繋げることで…になります。
エンジンONで自動的に電源が入り現在地表示に、エンジンOFFで電源が切れるため普段はノータッチです。VICS機能も便利に役立ってます。たまにしか使用しませんがワンセグも(主に子供が)役立ってます。
ナビ機能については「あいまい検索ができない」点が最大の不満です。それ以外はほぼ満足です。
満足ついでに4年目に地図のバージョンアップをしました。新東名が収録されているので、これで後3年ほどは使えるでしょう。
・SD JAPAN MAP 13 RED 全国版(8GB) 15,540円
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