薪割りや枝打ちに使う鉈(なた)です
以前、手斧を購入したことがあります。当時、斧か鉈、どちらを買おうか迷っていました。それぞれ用途が違うのはわかっていましたが、自分の用途が決まっておらず、どちらが向いているのかわからなかったのです。結局たまたまセールになっていた斧にしました。
しばらく斧を使ってみて、自分は鉈の方が使用頻度が高いということに気づきました。そこで改めて鉈を買うことに。刃物の類は初心者ほど良いものを使いたいものです。切れない刃物は変な力をかけてしまい事故になりがちだと考えるからです。しかし使用頻度を考えるとあまり高いものも買えません。
初心者なので購入に際して失敗しないように調査しました。
・先端の形状
先端がナイフのようにとがっている「剣鉈(けんなた)」 と中華包丁のように平らな「腰鉈(こしなた)」があります。一般的なのは腰鉈なので自分も腰鉈にします。
・刃の形状
薪割りに便利な「両刃」と枝打ちに便利な「片刃」。私の用途だと片刃でしょう。右利きなので片刃でも大丈夫。
・刃渡り
16~20cmが使いやすいようです。私もこれに倣います。
・石つき
先端部分だけ刃が無い形状です。「石つき」があると薪割りの際の刃の保護や土台に食い込むことを防げます。今回は無いものにします。
これらを考慮しつつ、しばらく物色していたら良さそうなものが見つかりました。普段は5000~8000円で販売されているものですのですが、たまたま2000円ほどで売られていました。
片刃 腰鉈16.5 紫雲 サヤ付
販売元は「鍛造連」となっていました。メーカーかと思いましたが、調べてみると高知県にある販売店のようです。
「青鋼」と刻印されています。安来鋼の「青紙」ですね。
研がなくても十分な切れ味でした。
片刃です。厚みがあるのでずっしりと重いです。枝打ちなどは重さを生かしてやりやすそうです。
日本製のようですが、メーカー名はわかりませんでした。
正直、良し悪しはわかりませんが不満なく使えています。
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