上下左右首振りサーキュレーター

左右はもちろん、上下にも首振りする扇風機が欲しいと思っていました。

「立体首振り」とか「3Dターン」と呼ばれることもありますが、上下左右に首振りすると洗濯物の部屋干しに便利そうですし、就寝時に使うと自然な風に感じられるのではないかと魅力的に思えました。

数年前から注目していたのですが、意外とノーブランド品に多くあります。しかし悪いレビューばかり。大手メーカーだとシャープが出していました。




シャープ　PJ-H2DS-W　はプラズマクラスター機能があり洗濯物の部屋干しに良さそうなのですが、羽の大きさが小さいことと電源がACアダプターなのがちょっと嫌。

なかなか買えずにいたところ、今年になってアイリスオーヤマからサーキュレーターが数種類、発売されました。実物を見てみたところ、丸っこくてかわいいデザインで気に入りました。

扇風機的にも使いたかったので足の付いた　STF-DC15T　を購入。価格は1万円弱でした。



普通の扇風機と比べて小さくて威圧感がありません。丸っこいわりにはファンシー感も少なく、デザイン的にはとても優れています。「無印」的なデザインです。ACアダプターでないことも良い点。ちなみに電源コードは収納できません。

この程度まで下向きになります。

ほぼ真上に向きます（写真は上下逆さま）

羽の大きさは15cm。扇風機として使うには小さすぎですが、サーキュレーターとしては標準的。

リモコンはチャチですが、機能的には十分。

足はこれだけ（約12cm）しか伸びません。

羽の径が小さい分、扇風機として使うには物足りないです。覚悟はしていましたが、扇風機の前で涼むには風を受ける範囲が狭いのです。その分、遠くまで風が届くのはやはりサーキュレーター。

ちょっとびっくりしたのは停止時に勝手に下を向いてしまうこと。せっかく上下位置を調整したのに電源を切るたびに下を向いてしまうので、毎回、調整しなくてはならないのか！と愕然としました。

しかし、電源を切った時に下を向いてしまうのは上下首振りを途中で止めた場合だけで、普通の扇風機のように手で強引に調整した場合にはそうならないことが分かりました。上下首振りさせないときには手で動かせばよいことが分かり、一安心。