以前の記事「CPU制限を回避してWindows11をインストールする」に追加情報です。
Windows11のインストール条件で問題となりやすいTPMとCPUの条件ですが、以前の記事のやり方(レジストリ変更)で回避できるのはTPMバージョンが1.2の場合です。TPM自体が無い(認識されない)場合には使えません。
そんな時に使えるのが「Rufus」です。RufusはブータブルUSBドライブを作成できるツールですがWindows11インストール用USBを作成するときにTPM・セキュアブート・メモリ容量などのチェックを回避することができます。今回は以下のバージョンを使いました。
Rufus 3.20 Portable
ポータブル版なのでインストールすることなしに起動可能です。日本語でわかりやすい。
パーティション構成を「MBR」にすることでBIOSでもインストール可能です。
次の画面でTPMなどの回避を設定します。上から
・TPM・セキュアブート・メモリ容量制限を削除
・マイクロソフトアカウント条件を削除
・プライバシーに係る設定をスキップ
・現在と同じローカルアカウントを使用
・現在と同じ地域オプションを使用
驚くことにレジストリによる回避はマイクロソフトが公式で公開している方法だということです。対してRufusは違法ではないものの今後問題(アップデートができなくなるとか)が出るかもしれません。
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