2024年9月16日

充填式スプレー缶の自作


 繰り返し使えるパーツクリーナーを目指します。

市販のスプレー式パーツクリーナーが空になりました。


自動車用エアバルブです。1個100円ちょっとです。


聞くところによるとそのままの状態のエアバルブでも可能らしいので試してみました。缶の肉厚が薄いので多分ダメだろうと予想していましたが、案の定ダメでした。まず缶が薄すぎて正確な穴があけられませんし、バルブを押し込むときに缶が凹んでしまいます。実際に空気を入れると漏れてしまい使えませんでした。この穴は鉄板とはんだで塞ぎます。


エアバルブのゴムを全て剝ぎ取ります。ガスバーナーで焼くと楽に取れます。


別の場所に穴あけし、バルブを差し込んでからはんだで隙間を塞ぎます。


空気入れを使ってエアを充てんするとエアダスターとして使えるようになりました。しかし、ただ空気を圧縮しているだけなので液体の物より噴射力が小さいうえにすぐに弱くなってしまい、あまり役に立ちません。予想はしていましたが。

これをパーツクリーナーとして使うためには缶の中に洗浄液を入れる必要があります。バルブのムシ(コア)を外し、そこから注入するのですが、これが難しい。口が狭いうえに空気の出口も無いのでなかなか入っていきません。すぐにあきらめました。

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充填式缶スプレーは市販されているのですが、5000円ほどするので個人が使うにはコスパが悪いと思います。

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空き缶がもったいないから何かに使えないかな~くらいの気持ちから始めたので、それほど落胆はしていませんが、失敗の巻でした。





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