2025年2月25日

レイモンドウェイル マエストロ


 時計そのものよりも Raymond Weil というメーカーが気になりました。

最近知ったブランドです。1976年ということですので、まさしくクォーツショック真っただ中のスイスで創業というなかなか稀有な存在ではないでしょうか?その後もスウォッチ・リシュモン・LVMHなどのグループに属さず独立を保っているのは大したものです。しかも他の時計メーカーが大幅に価格上昇している中、手ごろな価格を維持しているため、存在感を増しているように思えます。

ムーブはセリタ、他のパーツも他から仕入れいるようで、ある意味、本来のスイス時計メーカーそのままとも言えるでしょう。それがグループ外へ外販しなくなった現状においてはかえって異質な存在となってしまったように見受けられます。ともかく手の届かない価格になってしまったスイス勢を差し置いて存在感を増しているメーカーだと思います。

興味を持ったのはメーカーであって特別気に入ったモデルは無かったのですが、もともとレイモンドウェイルはオーソドックスなデザインが多いです。

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購入価格は7万円弱でした。数メートル離れた場所から見ると高級感がありますが、目の前でじっくり見ると「価格なり」と感じます。特に青焼き風の針は塗りがボテッとしています。


ムーブは自社製RW4200と言っていますが、実体はセリタSW200系です。仕様は、26石・28,800振動・38時間パワーリザーブ。


薄さは良い点。


バックルの合わせ目にロゴがあしらわれています。見た目は良いのですが、はめる時の順序が固定されていて、普段自分のやり方とは逆なのがちょっと気になります。


ブレスの質も「並」。


文字盤の渦巻き模様(ヴァーグデザインと呼ぶらしい)が特徴です。近くで見ると高級感は無いのですが、ちょっと離れると非常に魅力的に見えます。


50m防水、直径は39.5mm。このデザインなら38mmくらいが好みです。


最近注目度が上がっているようで価格が上がらないか心配です。価格据え置きで品質アップしてくれればありがたいのですが。




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