2022年7月22日

開放型無線ヘッドホン


密閉型有線ヘッドホンを買ったばかりですが、いろいろ見ていたら欲しくなってしまいました。

先日買った「オーディオテクニカ ATH-M50x」は密閉型の有線専用ヘッドホンです。



これを買うときにいろいろ見ていて気になったのが「オーディオテクニカ ATH-HL7BT」です。



音質重視で有線・密閉型が欲しかったので ATH-M50x に決めたのですが、それとは対極ともいえる無線・開放型で気楽にテレビ視聴に使いたいと思ったのです。

開放型で無線タイプはあまり無いようです。 ATH-HL7BT は軽くて付け心地が良いと評判です。何時間装着していても苦にならず、開放型なので玄関チャイムとか電話とか逃さないということで長時間のテレビ視聴にはもってこいです。

実はノイズキャンセリング付きの無線ヘッドホン SONY WH-1000X も持っているのですが、使ってみたら自分にはノイズキャンセリングは必要無いことがわかりました。そうなるとホワイトノイズの大きさとか密閉型であるがゆえの遮音性や閉塞感が気に入らず、長時間だとムレたりして不快という不満がありました。

集中して音楽を聴きたいときには ATH-M50x 、テレビでライブ映像や映画などを楽しむときには ATH-HL7BT と使い分けができるので決して「ヘッドホン沼」にはまったわけではないと自己弁護しつつ買いました。

パッケージは段ボールのみのシンプルなもので好感が持てます。ただし箱を開け方がわからず手間取りました。


付属品もUSBケーブル(かなり短い!)とミニジャックケーブル(2m)のみ。


イヤーパッドが合皮でなくファブリックなのが好み。( ATH-M50x は合皮なので交換しています




ヘッドバンドカバーも合皮でなくファブリックなのが好み。( ATH-M50x は合皮なので交換しています
ケーブルが丸見えなのはイマイチです。


USBは今時の Type-C 。よく使う音量ボタンが物理ボタンとしてあるのが良かった。( SONY WH-1000X はタッチパッドなので自分には使い辛かった)


見ても自分には何もわかりませんがドライバーです。


使ってみた感想は予想通り良かったです。付け心地はかなり良く、これなら確かに3時間ほどは余裕で連続装着できると思います。ただしまったくムレないわけでは無いです。外の音もよく聞こえます。(音漏れも盛大にあるという事ですが)

音質も満足。まず WH-1000X にあったホワイトノイズがほぼ無いことに安心しました。開放型で低音が弱いかな?と予想していたのですが良く出ています。ただし ATH-M50x のような締まった低音ではなくボワンボワンしています。でも映画を見るときにはこのくらいの方が迫力が出ていいかも?と思ったりします。全体的に ATH-M50x のようなフラットで緻密さはなく「作られた音」感は感じますが十分良い音です。

それから良かった点がアプリによる音質調整です。一旦アプリで音質調整すると他のソースを使うときにもその音質調整が生きています。テレビでは音質調整できないので非常に便利です。

また、 WH-1000X は遅延が大きくテレビのライブ映像を見ていると口パクみたいに見えるのですが、 ATH-HL7BT は低遅延モードにしなくても遅延が少なく感じました。

狙い通り ATH-M50x と ATH-HL7BT との使い分けができています。




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