新型N-BOXに装着。
母親が新型N-BOXを買いました。ドライブレコーダーは欲しいもののディーラーオプションの57,200円(前後カメラ)は高すぎるということで最初から後付けを考えていました。自分の車なら安物中華ドラレコでも良いのですが、ここは信頼性重視で国産メーカー品にしたいところです。安くするならユピテルかケンウッドかな?と思っていたところ、パイオニア(carrozzeria)の2カメラがアウトレットで18,000円だったのでそれを購入。
Pioneer カロッツェリア ドライブレコーダー VREC-DH301D 前後2カメラ
フロントカメラ。電源はマウントに接続されます。
リアカメラ。問題はコネクタ部分がリアドアの蛇腹を通るかどうかですね。
リアドアを開けて下から撮った写真です。ガラスにあるゴミのようなものはリアワイパーの拭き取り位置を示しています。最近の車には珍しくリアワイパーが大きく好印象!
当初はガラス上部に取り付けるつもりでした。しかし上部からだと配線を車体内部に引き込む場所がありません。ガラスと鉄板の隙間もありませんでした。
向かって右側にあるデフォッガーのグロメットから引き込むことは可能ですが、そこまでの配線をどうするかという問題があります。デフォッガーに接触させるのもちょっと心配。
ということで下側に決定。写真は逆光で見にくいですが、室内側から見ています。ワイパーの払拭範囲を考えて少しだけ上にズラしてあります。リアワイパーの内側カバーからリアハッチ内部に配線を引き込んでいます。
ワイパー部から蛇腹のところまでは配線通しを使って簡単に引き通せました。ここから蛇腹を通して車内に引き込みます。この部分が最難関と思っていましたが、やはり手間がかかりました。蛇腹の車体側が90度曲がっているので少しだけ苦労しました。
蛇腹を通せばあとは楽勝!と思っていたのですが、本当の苦労はこの後にありました。最短でこの写真の位置に通せると思っていたのですが、蛇腹が接続される車体側の穴から先はピラーに沿って下方向に袋状になっていて、まっすぐには通せないのです。結局、リアシートのシートベルトアンカーを外し、ピラー内装を外す羽目になりました。配線ケーブルは一旦下方向に向かい、そこから車内側に引き込み、Uターンして上に持ってきました。写真に見えるのはリアカメラ側のコネクタですが、ある程度余裕を持たせながらの配置でこの長さが残りました。
ここまでくれば後は楽勝(こんどは本当)です。天井内張との境目にケーブルを押し込んでフロントガラス中央まで持ってきます。天井内張は紙素材で雑に扱うとシワが出るので注意します。リアカメラの配線はかなり余ったので天井でとぐろを巻いています。
フロントカメラは助手席側に取り付けましたが、運転席から丸見えでちょっと邪魔です。もっと本体を上に付けられるようにマウントを工夫してもらいたかったです。
リアカメラからのケーブルは右側から来ていますが、電源ケーブルは左側に流します。リアカメラ同様、天井の内装に押し込む形で引き回し、Aピラー(2本あるうちの後ろ側)から下に降りてきてグローブボックス下を通してセンターコンソールまで持ってきます。
新型N-BOXのシガーソケットはこの場所にあります。とりあえずココに刺してありますが、本当なら以前ヴォクシーでやったように分岐コネクタを使ってセンターコンソール内部に隠したいところです。でも検索してみてもN-BOX用(というかホンダ用)の分岐コネクタが見つかりません。もしかして専用コネクタじゃなくて平型(あるいはギボシ)端子?近いうちに自分の目で確認してみよう。別途USBポートもあるし、他の用途でシガーソケットを使いたいということもなさそうではあるけど。
自分の車じゃないし、まっさらの新車ということでちょっと気を使いましたが上々の出来だと思います。カングーは商用車ということもあり、いろいろと”緩い”のでケーブルを通したりするのは容易ですが、最新の国産車は隙間とかあまり無いんじゃないかと予想していました。実際にはそれほどでもなかったのですが、軽自動車だからでしょうか?
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