2023年10月1日

リア用ドライブレコーダー


 リアワイパーから電源を取りました。

ヴォクシーのリアにドライブレコーダーを取り付けてほしいとの依頼があり、調べました。電源をどこから取るのかが問題です。シガーソケットはセンターコンソールに一つしか無く、既にフロントのドライブレコーダーが設置されています。自分の車なら電源はオーディオ裏から分岐させるのですが、今回はなるべく原状回復できるように元々の配線を切断するような加工はしたくありません。

シガーソケットを利用するにせよ、リアから運転席付近まで配線を引っ張ってくるのは面倒なので他にては無いかと探していたら、リアワイパーの電源を利用する方法を知りました。これならバックドアの蛇腹ホースを通す必要すらなく簡単そうです。一も二もなく飛びつきました。

ただし前述の通り既存配線を切断するようなことはしたくありません。そこでリアワイパーのコネクタを分岐するものが無いか調べました。今回のヴォクシーはどうやら「80系」という型番らしいことが分かったので、それを頼りに調べてみると「おそらくこれだろう」というものが見つかりました。1,530円とお高めですが、しかたがない。



シガーライターのメスソケットも買いました。いろいろと使い道を考えているので4個セットで820円です。安いのは良いのですが、実はコレ、良くないです。抜け止めが付いていないので抜けやすいのです。高くてもエーモンとかをお勧めします。



電源のメドがついたので本体を物色。自分の車ではないので信頼性重視で日本メーカーのものが候補です。さらにGPS付が好ましい。位置情報はいらないのですが、日時が正確なのが良いので。たまたまアウトレットで1万円弱だった「KENWOOD DRV-355」にしました。




このハーネスとシガーソケットをはんだ付けします。わざわざシガーソケットを経由する理由はシガーソケットコネクタ内部で10V→5Vの電圧変換をしているからです。


バックドアを開け、外側から見ています。ワイパー収納部のカバーを外す必要があります。


しばらく観察し「引っ張るだけだな」と判断し、引っ張ってみるとごくごく簡単にカバーが外れました。


これがワイパーのコネクタ。5ピンですね。


同じヴォクシーでも最新の90系は4ピン田の字コネクタで80系とは違うらしいので注意。(でもコレ、写真を見ると2ピンしか接続されていないので、ワイパーをどうやって制御しているのか謎。制御系は別ハーネス?)



こんな感じに接続されます。


一番の問題はコネクタ、余ったケーブル、シガープラグがカバー内に収まるか、です。それほど余裕はないものの、何とか収まるスペースを見つけ、取付完了です。


今回は手探りの作業だったので30分ほどかかりましたが、勝手がわかっていれば5分ほどでできる簡単な作業でした。ドラレコもワイパーの動作も問題なし。

せっかくなのでシガーソケットから電源を取っているフロントのドラレコも同様にコネクタから分岐する方法に変えました。



センターコンソールを外すのは難しそうなので事前に予習しました。実際にはセンターコンソール全体ではなく一部を外すだけでシガーソケット裏のコネクタにアクセスできましたので、こちらも思ったより簡単に作業完了。これで車に1つしかないシガーソケットが利用(スマホ充電とか)できるようになりました。


ドラレコに付属しているメディア(MicroSDカード)は「おまけ」的なものが多いのですが、ケンウッドには32GBとそこそこの容量のものが付いていました。しかも「HIGH ENDURANCE」(高耐久)の記載が!これなら、とそのまま使うことにします。


取説には32GBまでと書かれているのですが、聞くところによると128GBや256GBも使えるようです。しかも特別なソフトを使うことなく本体でフォーマットして使うことができるそうな。




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