屋外に置いてある自転車にカバーを用意しました。
これまでは百均の自転車カバーを使っていたのですが、ちょっと引っかかっただけで破れてしまうのは当然として、紫外線であっという間にボロボロになってしまいます。2000円程度の予算で探しました。この値段だと中華ノーブランド品になります。なるべく生地が厚くて丈夫なものが欲しいところです。
生地のスペックを表す際に「T」や「D」があります。Tは「タフタ」と呼ばれる平織りの場合の繊維の密度を表し、1平方インチ内の糸の密度(縦横合計の本数)表します。Dは「デニール」で糸の重さを表します。9,000mあたりのグラム数となります。(最近は1,000mあたりのグラム数である「デシテックス」が普及してきて、こちらは単位が「T」なのでややこしいです)
TとDは比べられるものではないですが、どちらも数字が大きくなるほど厚くなります。
「オックスフォード」は縦横複数本ずつ交互に交差させた平織りで、タフタに比べて引き裂き強度や耐久性があるそうです。
このあたりを予備知識として良さそうな商品を探しました。ただし中華ノーブランド品の常として表記スペックがまったくのウソだったりします。自転車カバーは通常品が200D、厚手を謳うものが400Dあたりの表記なのですが、レビューを見るとアテにならないことがわかります。
そこで判断材料としたのが「重さ」です。いろいろ見ていくと大人用自転車カバーだと200Dで300グラム程度、400Dで600グラム程度ということがわかります。つまり400Dを謳っているのに300グラムだったら「買ってはいけない」となるわけです。もちろん重さも偽っている可能性があるので絶対ではないですが。
まず折り畳み自転車用に購入したのがコレ。アウトレットで約2,000円。
Bike Safety Lab 420D/子供用18-22インチ/ターコイズグリーン
これにした理由の一つが「リップストップ」ということ。リップストップは生地素材に格子状にナイロン繊維が織り込まれている生地です。その名の通り「裂ける(Rip)」ことを「止める(Stop)」特徴があります。
重さをはかり忘れましたが、カタログ値である560グラムは無いと思います。それでも以前買った210Dの物よりは明らかに厚いです。
子供自転車用なので、折り畳み自転車には長さは十分ですが高さが少し足りないです。
リップストップ、無いです。
マウンテンバイク用にも買いました。アウトレットで約2,000円。
420Dのオックスフォード生地です。カタログ値で700グラムのところ、実測値で663グラムでした。まずまずです。
大きさはちょうど良い。
内側はシルバーコーティングされていてUVにも強そうです。
どちらも第一印象はそこそこ良いです。耐久性は未知数です。5年もってくれるとうれしいけど現実的には3年ってところかな?
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