角型ムーブメントに惹かれて
最近の中華時計は価格が高騰してしまい、「よほどのことが無い限り、もう買うことは無いかな」と思っていたのですが、その「よほどのこと」が起きました。それがFARASUTEの角型時計。角型の時計であってもムーブは丸型であることがほとんどです。なぜなら角型ムーブは角型時計にしか入れられないので、実質的に数が出ない角型時計の専用ムーブになってしまうからです。
というわけで「角型専用ムーブ」というだけで個人的にかなりそそられてしまうのです。
FARASUTE 5302A
横幅(リューズ除く):32mm
厚み:9.2mm
Lub to Lug:47.5mm
オーソドックスなデザイン。
表よりも裏がハイライト。
側面のリューズの横にある「点」は何だろう?風防は少しだけ湾曲しています。もっと強く湾曲させると高級感が出るでしょう。その分、厚くなりますが。
ベルトの質感は低いです。
もしかして輪列は丸型ムーブそのままで、ベースプレートだけ四角にしたのではないかと思いましたが、そうでもない感じです。プレートは梨地仕上げですが、ここをペルラージュ仕上げにすれば数十万円の時計と言っても通用しそう。
気に入らない点はインデックス下に「MECHANICAL」と「HAND WINDING」と記載があること。邪魔以外の何物でもない。
文字盤デザインはオーソドックスな角型時計で、しいて言えばスモールセコンドが大きくてインデックスをはみ出していることくらいです。ですので特に何かのオマージュでは無いと思ていたのですが、実は「LANG&HEYNE」のオマージュだと聞きました。
知らない時計メーカーだったのでネットで検索してみると「なるほど」。分針・時針の軸が中央より上にあり、インデックスが上方に寄っていて、スモセコが下にはみ出しているのがデザインの特徴です。
上に書いた「スモセコが大きくはみ出している」「インデックス下に文字が記載されている」のは、このデザインを真似た結果と言うことですね。FARASUTE は分針・時針の軸が中央にあるのでインデックス下に空きを設けるとバランスが崩れます。バランスが崩れない範囲で真似をしようとした結果、インデックス下の文字を入れるにとどまったということなのですね。
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