カングーのフロントドアのサイドに布を貼ったのですが、端がだんだんと浮いてくるようになりました。その対策です。
ドアサイドに布を貼るというのはデカングーではもはや定番とも言えるものなのですが、私なりの工夫というのが内部に綿を詰めるということです。前車では樹脂部分はソフトパッドでしたし、布部分もふっくらとしたクッション素材でした。カングーが商用車ということは理解していますが、それでものプラスチッキーな内装には不満がありました。少しでもそれに近づけようと布を貼り、内部に綿を詰めたのでした。
それなりに満足していたのですが、中綿のせいでだんだんと布端が出てくるのでした。出てくるたびに押し込んでいたのですが根本的な対策をしようと常々思っていました。柔らかい紐状のもの、細いビニールチューブのようなものがあれば溝に押し込むことで布端がしっかりと固定されると考え、ホームセンターなどで物色していたのですが、なかなか良さそうなものがありませんでした。
そんな時、車の内装装飾用のグッズがあることを知りました。名前は「アールエル ラインメーカー」。
これは良さそうだと思ったのですが、価格が1,200~1,500円ほどします。ちょっと高いな、と思っていたところ、「これってアレと同じじゃないか?」と思いました。それが「バイアステープ」で、布の縁取りに使う裁縫用パーツです。ラインメーカーのパッケージにもよく見ると「パイピングバイアス」と書かれています。さっそく手芸店に行くと250円で売っていました。
こちらが断面の写真。中芯が入ったパイプ状の部分を表に出して、ヒラヒラの部分を溝に押し込んで固定させようという算段です。
さっそくやってみました。しかし溝が狭くてなかなかうまく入っていきません。
結局断念しました。やってできないことは無いと思うのですがあまりに手間がかかります。布なので柔軟性があるのですが、溝の幅・奥行に柔軟に対応できる利点がある一方で表面が均一にならないデメリットがあります。苦労のわりには奇麗にいかないと判断しました。
あっさりあきらめたのには理由があります。もう一つ良さげなものを発見したのです。こちらは次回に。
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