2015年12月16日

ふるさと納税をやってみた②


前回の続きです。


寄付金額について

いろいろなサイトで限度額の計算ができるのですが、私の場合ふるさと納税をやろうと思い立ったのが今年も終わる12月に入ってからだったので、間近に迫る今年分の確定申告と今年行ったはずの去年分の確定申告なのかがごっちゃになってしまいました。サイトで限度額の計算では「源泉徴収のここを転記」とか書いてあるのですが今年の源泉徴収は届いていないし…。
結論は「だれにも正確な限度額はわからない」が正解です。控除額の計算に使われるのはあくまでも今年の源泉徴収の数字です。去年の源泉徴収で計算できるのは収入・税金が去年と同じと仮定した場合の目安にすぎません。私の場合は特に環境が変わらなかった(残り1か月で何かあるかもしれませんが)のでそれ以上は調べてませんが、特に収入が大きく減った場合には注意が必要です。
私は念のため、(寄付金)>(控除額+2000円)とならないように余裕を持った寄付金額を設定しました。今年の源泉徴収票は12月の給与支給日に届く予定なので、もし限度額に余裕があったら追加するかもしれません。



居住している自治体へのふるさと納税

私の場合、居住している自治体のお礼品が魅力だったので、「居住自治体にふるさと納税できるのか?」という疑問が生じました。答えは「できる」です。寄付できるし控除もされます。ただし自治体によっては「お礼品は市外在住者に限る」という条件を付けている場合があります。私の居住自治体がまさしくそれで、つまりお礼品はもらえないことがわかりました。

私は「ふるさとチョス」というサイトを通じて申し込んだのですが、このサイト上には「お礼品は市外在住者に限る」とは記載されておらず、自治体の公式サイトに特に強調されることもなく「市外に住所を有する個人の方が5,000円以上の寄附をしていただくと、〇〇市特産品等のお礼品を贈呈します。」と書かれているだけでした。まさしくポチる寸前に気が付いたのでよかったのですが、後で気が付いたら寄付の取り消しは…無理でしょうね。



手続き

寄附は「ふるさとチョス」から行いました。やることは通販と変わりません。違うのは一件ごとに決済するくらいです。
決済方法はいくつか選択肢があるようですが、私は「Yahoo公金支払い」を選択しました。つまりクレジットカード決済です。(全ての自治体がヤフー公金支払に対応しているわけでは無いようです)

クレジットカードで支払う場合、注意点があります。自治体に入金されるのにはタイムラグがあるということです。処理されるのが(大体)15日締め月末払いと月末締め15日払いの月2回に限られるのです。注意書きに「入金確認まで2~4週間かかる場合があります」と書かれているのはこのためです。そのかわり決済そのものは手続きした日時となりますので、12月31日に手続きしても年内として認識されます。(ほとんどの自治体がそうですが、違う場合もあるようです)

一方、銀行振り込みや郵便振り込みは相手先に入金されなければ寄附したとみなされませんのでタイムラグが生じます。しかし入金確認はすぐに可能ですので、最終的にはクレジットカードよりも早い処理ができます。
私はポイント目当てにクレジットカード決済にしました。


続きます





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