Panasonicのデジタルビデオカメラ HC-V600M で互換バッテリーを使用してきましたが、ある日突然「このバッテリーは使用できません」と表示されて使用できなくなってしまいました。
このメッセージは純正でない互換バッテリーを装着した時に表示されるものです。Panasonic HC-V600M は購入時にはこのチェック機能がありませんでした。そこで通販で VW-VBK360-K 互換バッテリーを購入し、2年半にわたって問題なく無く使用してきました。
それがある日突然、互換バッテリーを拒否するようになったのです。思い当ることと言えばパソコンを新調し、動画取り込みを行ったことぐらいです。付属アプリ(HD Writer AE 4.0)は新規インストールしたのですがそれが問題?アプリケーションからファームアップすることは出来ないので考えにくいですが隠し機能でしょうか。Panasonicはアプリのバージョンアップさえまともにさせてくれないのに…。ともかく原因不明なのですが電源を入れても「このバッテリーは使用できません」メッセージを表示後、すぐに電源が落ちてしまうので使用できません。電源が入ってメッセージを表示しているのだから「使用できてるだろ!」と文句を言いたくなります。
Panasonicは相変わらず互換バッテリーには厳しい姿勢を取っています。所有しているデジカメ(DMC-TZ7)もファームアップすると互換バッテリーが使えなくなってしまうのでファームアップできない状態です。互換品を排除したい気持ちは理解できますが、それなら純正バッテリーをもっと安くしろと言いたいです。例えば私が前回購入した互換バッテリーは1,600円ほどです。標準の2倍の容量のある VW-VBK360-K 互換でAC充電器、シガーソケット充電器まで付属してきます。これに対して純正は標準バッテリー VW-VBK180-K でさえ4,000円、VW-VBK360-Kに至っては10,000円ほどします。
さて、つべこべ言っても残った純正標準バッテリー1個では40分ほどしか撮影できませんのでどうにも不安です。互換バッテリーがダメなら純正バッテリーを追加購入するしかありません。
ネットで調べると純正を謳っているのに安いものが多く見つかりました。前回購入時には無かったものです。詳しく調べると海外からの逆輸入品ではあるものの純正であることは間違いなさそうです。海外では純正を安く売っているのか!?腹立たしい気分ですが正確な情報ではありませんので我慢します…。ただし売っているのは標準の VW-VBK360-K ばかりで VW-VBK360-K は見あたりません。想像ですが本体付属の VW-VBK360-K は「製品版」とは別に「保守部品」として入手可能だが VW-VBK360-K はあくまでもオプション扱いで「製品版」しか入手できないので高価なのではないかと思われます。
理想を言えば電池交換頻度が減る=シャッターチャンスを逃しにくい大容量タイプが欲しいのですが仕方ありません。
というわけでこの(逆輸入?)純正標準バッテリーを購入することにしました。大容量→標準の容量低下を補うために2個購入しました。合計3個運用でしたらバッテリー切れの心配は無くなります。ヤフオクで即決価格1,100円×2個+送料でした。
届いたものを詳細に観察しましたが付属バッテリーとの違いはロットナンバー以外には見つけられませんでした。偽物はどんなに精巧に作ってもラベルの質感やフォントなどに違いが表れてくるものなので、ここまで似せて作るのは不可能だと思います。もちろんカメラに装着しても正常に使用できました。
唯一、バッテリーが完全放電していたことが不安です。過放電はバッテリーにダメージを与える可能性がありますので。
ビデオカメラとほぼ同時に大容量バッテリーを購入しましたので、今までほとんど大容量バッテリーを使用してきました。大容量バッテリーを装着するとビデオカメラの後ろが大きく出っ張るのですが、久しぶりに標準バッテリーを装着すると非常にコンパクトに感じられます。ほとんど気分的なものなのですが軽快に撮影できそうです。 大容量バッテリーのバッテリー切れの不安の無さは魅力ですが、標準バッテリーの軽快さも魅力的に感じてきました。
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