レコーディングで使われているのを目にしてから気になっていました。
さんざん「リスニングには向かない」と言われ続けていますが、きちんと自分の耳で確認しておきたかったのです。生産終了という話もありますが普通に安く購入可能です。今までも少しだけですが、触ったり・聞いたりしたことがあるのでわかってはいましたが、見た目は「古い」です。
「あこがれ」まではいきませんが、プロが使っているのを見ると…。
イヤーパッドは耳たぶに重なりますので、すぐに耳が痛くなります。音質的にもマイナスに思えます。
ヘッドバンドが一番古さを感じさせます。1989年発売ということです。
長さ調節の金属パーツが丸見えですし、左右を繋ぐワイヤも隠されていません。
標準プラグ。コードも脱着不可です。
さて肝心の音ですが、ちょっとビックリしました。最初は耳の悪い自分には違いが判らないかも?と思っていたのですが、ボーカルが今までとはまったく違って聞こえるのです。ボーカルにかけられているエフェクトがカットされているような感じです。ボーカリストはレコーディングの際にカラオケとともに自分の声も聴いていると思うのですが、これは自分の声が聞きやすいだろうな、という印象です。
聞く方とすると、ボーカリストのファンで生の声(だけ)を聞きたいという人にはたまらないかもしれませんが、一般的に”音楽”を聴きたい、つまりリスニングには向かないということがよくわかりました。
このヘッドホンは、よく「音のバランスはフラットで、レコーディングされた音を忠実に再生する」と言われていますが、疑問に思えます。
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