2021年12月13日

部屋の間仕切り


子供部屋が必要となり、DIYで部屋を間仕切りします。ロフトが難関

賃貸みたいなものなので大掛かりなリフォームはできません。部屋に突っ張り棒形式で柱を立てる場合、最もお手軽なのが「ディアウォール」です。バネの力で突っ張るので柱の長さを正確に切らないと強度を保てません。しかし経年変化で木材が収縮してきてもある程度までは倒れたりしないメリットがあります。



他には「LABRICO」に代表される「アジャスター」タイプ。こちらはネジを締めて突っ張るので柱の長さがいいかげんでも設置でき、(初期の)強度は高いと思います。ただし木材が収縮しくるとすぐに倒れてきそうです。一長一短ですね。



さて、わが家ですが、ロフトがあり天井が勾配しているので突っ張り棒で柱が立てられません。天井まで完全に区切ることはかなり難しいのである程度の高さまで区切ることにします。つまりパーティションみたいなものです。


最初は木材で枠組みを作り、間にファイバーグラスを詰め、合板を貼り、その上から壁紙を貼ろうと考えました。



ところが折からの木材高騰で合板・ベニア板などの木材製品がかなり値上がりしていました。そもそも壁の上が素通しの簡易的間仕切りにそんなに費用はかけられないと方針転換。

枠はありあわせの48mm×25mmの角材を使用。


ロフト側は柱を長めに残し、ロフトの柱にタイダウンベルトで固定。




反対側には用途がよくわからない梁っぽいのもがあったので、そこにクランプで固定。




下側はLアングルで申し訳程度に足を付けました。最初は巾木(はばき:壁の下端の板)にビス留めもやむなしと思ったのですが、枠のサイズを正確にしたら何も固定しない状態でもガッチリはまり込んで簡単には動かない状態になったので、しばらくはこれで良しとしました。


壁材ですが悩んだ末にスタイロフォーム、これを仕上げ材として使います!スタイロフォームは本来は木枠の内側にはめ込む断熱材です。1820×910×20mmで一枚あたり800円ほどと一番薄いベニアよりずっと安かったです。きちんと固定できない壁なので安全性を考え軽い方が良いだろうとの読みもあります。本当は壁一面を有孔ボードにしたかったのだけれど…。


1枚では昼間の日の光には透けて見えます。両側2枚だと透けません。スタイロフォームは発泡スチロールのようなものかな?と思っていましたが、カッターで発泡スチロールよりずっと楽にきれいに切れます。カッターの刃を水で濡らすと良いと聞き実践してみましたがあまり違いは感じられませんでした。


こんな感じ。落ち着いた色なのでそんなに違和感はないと思っています。こすると粉が出ますが今のところは大丈夫。問題は日光による劣化かな?本来は真っ暗で空気にもあまり触れない部分に設置するものなので対候性は無いでしょう。


割れたり粉がでたりしたら対策を考えますが、どうやらスタイロフォームに壁紙を貼ることはできないようなので…その時はどうしよう?




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