2022年2月5日

引き戸の制作


 部屋を壁で仕切って子供部屋を作る作業の続きです。

部屋が狭いので引き戸にする計画。


押し入れのふすま(襖)が使わずに余っていたのでそれを利用することにしました。となると上下のレールを作る必要があります。

まず上側の鴨居(かもい)は深さ15mm・幅21mmの溝が必要。長い距離の溝を刻む技術も道具も無いので、適当な角材に幅・厚みとも15mmの角材を2本、21mmの幅を空けて打ち付ける事で代用しました。


下側の敷居(しきい)は深さ4mm・幅21mmの溝が必要。こちらも作れないので金属製の「敷居レール」を買ってきて角材に取り付けました。襖は1枚なのでレールも1列、800円ほどでした。





襖の底は滑りやすいようにナイロン板(写真の丸いもの)が張り付けてあるだけだったので、ノミと彫刻刀で溝を掘り、戸車を2か所に取り付けました。


襖以外の所は壁で塞ぎました。


襖は押し入れ用だったので裏側は板が貼ってありません。そこでベニア板を貼ることに。せっかくなので内部に遮音・断熱材としてスタイロフォームを敷き詰めました。スタイロフォームの厚みは2cmがちょうどよかったです。





本当は周りの黒い枠は残したかったのですが、桟の関係でそれができず、前面にベニア板を張り付けました。引手(手を掛けるところ)は既製品を使いたかったのですが、最低でも500円と予想以上に高かったのでとりあえず適当な木片でごまかしました。


この後、壁紙を貼って完成。


家に何枚も襖があったのでサイズを測ってみたのですが、それぞれ違いました。ネットで調べてもまちまちのようです。敷居の高さを固定して鴨居の高さを調整したのですが、必要な時には外れるような高さに調整するのが面倒でした。



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