2017年7月20日

彫刻刀


彫刻や版画などの美術的なことはしないのですが、木工作業で使うために欲しくなりました。



木工のホゾ組みの微調整だったり細かい部分の仕上げに今まではカッターナイフを使ってきました。さすがにカッターでは使い勝手が悪く、彫刻刀があったら…と思っていたのですが、無くても何とかならないこともないので買わずじまいでした。

そんな時ふと「小学校で彫刻刀を使ったな」と思い出しました。私が小学生の時に使っていたものは既にありませんが、私の子供ももうすぐ必要になるはずです。おそらく学校から指定の物の購入を推奨されるのでしょうが、工具については一言ある私なので吟味してそれなりの物を買いたいと思いました。どうせ子供が使うのは授業での数日だけでしょう、私が使いたいものを買っても罰は当たらないはずです。

それならばネットで情報収集です。どうやら一番メジャーなのが「義春刃物」というメーカーの物のようです。私が子供のころ使っていたものと同じような見た目で、砥石が付いていてプラスチックケースに収められているのも当時と同じです。1本あたり370円程度の値段です。



同じメーカーでもう少しグレードアップしても1本あたり550円



そんな中、「三木章刃物 パワーグリップ彫刻刀」が目に留まりました。価格は1本あたり400円ほど。グリップ形状が特徴的で使ってみたかったので、これに決めました。



小学生の授業はもちろん、私が使うとしても5本セットで十分だとは思いましたが、せっかくなので7本セットを注文しました。



5本組はプラスチックケースですが、7本組は紙ケースです。固定ゴム紐が付いていますので紙ケースでも使いやすいと思います。


丸3mm 丸6mm キワ7.5mm 平7.5mm 三角4.5mm 浅丸9mm カマクラ9mm
の7本です。


キャップが付いてきますがそれぞれサイズが違う上にきつくて付けにくい・はめ辛いと非常に使い勝手が悪いので、長期保管時以外で使うことは無いでしょう。キャップが無くてもケース内でぶつかって刃が欠けたりすることは無いと思います。


彫刻刀を使うのは数十年ぶりなので何も評価できないのですが、言えないのですが、切れ味よく感じました。グリップ形状も特に良いとも悪いとも感じませんでした。

もしかしたら学校からは安全カバーの付いた彫刻刀を勧められるのかもしれません。特に高いものでは無いので、その時はそれを買えばよいと思います。



子供が使うとしても彫刻刀は切れ味が良い方が安全だと思うので砥石を買って研ぎもマスターしたいです。




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