屋内と屋外の温度がわかります。
室内にいながら室外の気温も分かるので、冬場、外出時の服装を考えるのに便利かな?と思いました。以前から欲しかったのですが、価格が高いので断念していました。今回、2,000円を切る価格でしたので購入してみました。ノーブランド品です。
ELEGIANT屋外屋内 デジタルワイヤレス湿度計温度計 センサー付き
調べてみるとシチズンのものも価格が下がってきていて、3,000円ちょっとで購入できるようです。シチズンは子機の湿度も測れるのがメリット。
測定器なので大手メーカー品の方が安心できます。1,000円の違いでしたらシチズンの方が良いかとも思いましたが、経験上「温度計」や「湿度計」は有名メーカー品でも誤差が激しいです。店で並んでいる商品を見てみると、それぞれ違った値を示していることが多いです。レビューを見てもあまり良いことが書かれていませんでしたので、ここは安物で十分だと考えました。
電池は親機が単3×2、子機が単4×2です。
測定間隔は48秒です。個人的には測定間隔は3分程度で十分ですし、子機の温度表示はいりません。その分、電池寿命を延ばして欲しいところですが、スペック上の電池寿命は子機が2年、親機が1年ということなので、それが本当なら十分です。また、買った直後は親機と子機との誤差を調べたいので、短い測定間隔や子機の温度表示が役に立ちます。
バックライトボタンを押したらこんな状態でまったく見えません、最初は故障しているのかと思いました。上から覗き込むような角度で見るとちゃんと見えました。そもそも液晶がきちんと見える範囲が非常に狭いです。しかも一番はっきり見えるのが、やや上方から覗き込む角度なので高い場所には取り付けできません。このあたりは価格なりということでしょう。
親機と子機をしばらく並べて置いておきました。それぞれの温度(子機に湿度センサーはありません)の違いですが、親機に比べて子機は+0.1~-0.3℃の誤差が出ました。-0.1℃であることが多いです。相対的な誤差は満足できるレベルです。正確な温度がわかりませんので、絶対的な正確性はわかりません。
気圧センサーも備えていて、簡易的な天気予報が表示されます。しかし雨なのに晴れマークだったこともあります。しばらく観察していましたが、天候が大きく変わるとき=気圧の変化が大きい時は当てになります。
無線周波数は433MHzを使っています。この周波数は海外ではコンテナ輸送の電子タグとして国際規格化されましたが、日本ではアマチュア無線に割り当てられている周波数帯なので干渉が問題となりました。結局、OKとなったのかな?まあ乾電池2本の出力ではたかが知れていますが。シチズンの方の周波数はわかりませんでした。
子機を設置する場所ですが、雨がかからず直射日光にも当たらない場所、ガス給湯器や照明などの熱源から離れている場所となるとなかなか見つかりません。結局、1階の北側に決めたのですが、親機の場所が2階の南側となり、かなりの距離と間に障害物があります。受信できるか心配になりましたが、まったく問題ありませんでした。カタログ値の「80m」は伊達ではないようです。
ボタンを押すたびに大きなビープ音が鳴ります。あまり触る必要は無いのですが気になります。使い方は直感ではわかりませんので、取扱説明書は捨てられません。電池の持ちはまだわかりません。取扱説明書を見ると1台の親機に3台までの子機を接続できるようですが、子機だけの販売はなさそうです。
今は外に出ると多少肌寒いもののエアコンを使うほどではない気候ですが、毎日、温度を見るのが楽しみです。我が家は築20年ほどの高気密ではない木造住宅なのですが、それでも室内が屋外より5℃ほど高いことがわかりました。設置してから数週間経ちましたが、いまだに飽きないです。
最低・最高気温がわかる温度計も欲しくなってしまいました。
0 件のコメント:
コメントを投稿