メインで SONY α6000 を使っています。 α6000は一眼としては小さめのサイズですがポケットに入れられるほどではありません。ちょっとしたお出かけにいつも携帯できるカメラが欲しくなりました。
スマホのカメラでの画質では満足できないのですが、スマホの画質も向上していますので、それとは別に持ち歩くのであれば明らかに画質が上でなくては意味がありません。となるとセンサーサイズ１インチ以上にしたいところです。以下、検討した機種です。
①SONY DSC-RX100
ソニー一眼のサブとなると真っ先に思いつくのがRX100シリーズでしょう。価格は3.5万円で手頃なので、最初はこれにするつもりでした。2012年発売と聞くとさすがに古く感じますが、現在でも明るい場面では最新機種と遜色ない画質と聞きます。ただしセンサーが裏面照射でないせいでしょうか、暗い場面での画質はイマイチのようです。焦点距離が28mmスタート、EVF無し、チルト液晶では無い点がデメリット。やはり24mmスタートが好ましいですし、老眼の私にはEVFが使いやすい、どうせならセルフィーがしたいという欲が出てしまいます。
②SONY DSC-RX100M3
RX100無印の上位機種として（M2は飛ばして）M3を検討しました。ちょうどキャッシュバック・キャンペーンが始まっていて価格は実質6万円。裏面照射センサー、24mmスタート、EVF有り、チルト液晶と無印からは大幅に機能アップしています。しかし個人的に割高感がちょっとあります。この価格だったら4K動画とタッチ液晶も欲しいところ。
③SONY DSC-RX100M5
理想を追っていくとやっぱり最上位機種に目が行きます。足りないのはタッチ液晶だけ。（M4は価格差があまりなかったので考えませんでした）オートフォーカス性能がM4から格段に進化しているようです。しかし価格がキャッシュバック込みでも10万円前後です。これを買ったらα6000は使わなくなることが目に見えていますし、もう少し足せばα6500が買えると考えると躊躇します。大きさ・重さも気になります。1世代ごとの変化はわずかなのですが、無印と比較するとかなりの増量です。どうせなら最新機種を、と考えなくも無いですが、そろそろM6が出てきてもおかしくない時期なのも気になります。
RX100シリーズは新機種が出ても旧機種を併売するのが特徴です。旧機種は微妙に値下がりするので旧機種でよいという人にとってはありがたいのですが、一方ではメーカーにとっては新機種の価格を抑制する必要が無いので、どんどんインフレしてしまうという、ユーザーにとってはあまり嬉しくない面もあります。
選択肢が多いことは良いことなのでしょうが、RX100シリーズの中でどれを選ぶべきかなかなか決まらず、他メーカーも選択肢に入れてみました。
④Canon PowerShot G7 X Mark II
価格は5.6万円ほど。ベストセラーだけあって作りにソツが無い印象です。EVFと4K動画が無いのがデメリット。一般的にソニーより操作しやすいと言われていますが、私の場合は普段α6000を使っているせいでRX100の方が各段に使いやすかったです。また、全体のデザインがゴツく感じられて、スマートなRX100系の方が好みです。それからレビューを見ていてちょっと気になったのが広角端の画質がイマイチだということ。タッチ液晶には対応していますが動画はFHDまでです。
⑤Canon PowerShot G9 X Mark II
最初はまったく眼中になかったのですが、いろいろ考えていくうちに第一候補になりました。価格は4.5万円ほどと安いのも良い点ですが、とにかくダントツに小さく・軽いです。固定液晶ですが、これは小ささ・軽さと引き換えであるなら納得できます。28mmスタートというのもG7Xで難のある（と言われる）広角端を切り捨てたと考えれば我慢できます。小さい割にホールド感が良かったのも好印象です。基本的に操作はタッチで、というところがイマ時っぽいですね。人にも貸しやすそうです。
数週間悩み、①～⑤の間を何周したかわかりません。その結果、機能・性能については割り切りが必要と考えました。どこにでも持ち運べるサブカメラを求めているという初心に戻ってサイズを最重要視し、最終的に G9 X Mark II に決めました。
悩んでいるうちに12月に入ってしまったので、年末・年始のセールで安くなることを期待し、この際もう少し待つこととしました。
そして先日、ついに購入したのが…
Panasonic DMC-LX9 ！
どうしてこうなったのかは次回の記事で…
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