2018年7月8日

ZOZOSUIT


ZOZOSUIT届く。しかし今となっては…

注文したのが2017年11月22日、予約開始日、それもそんなに遅くない時刻だったと思います。届いたのが7月3日、ニッチなサイズだったこともあり時間がかかりました。

コレジャナイ…


いや、格好悪いのが問題じゃないですよ。格好悪いのは事実ですけど。

申し上げにくいのですが、私はZOZOTOWNで服を買うことに魅力は感じていませんので、今のところ採寸したデータを使って服を購入するつもりはありません。それなのにZOZOSUITを注文した理由はひとえに「先進性」です。

ZOZOSUITそのものにセンサーが内蔵されていて、着るだけでサイズが測定できる。その先進性に共感し、体感したかったのです。しかも送料負担のみで送ってくれる。明らかに赤字(それも大きな)なのに。その心意気を応援したかったのです。

それが何ですか!これは。使い古されたモーションキャプチャーではないですか。しかも自分がカメラの前で回るのは良いとして、一定角度ごとに停止して静止画を撮るなんて。

まあ現実的にはまっとうな判断だとは思います。

① 旧型のようにZOZOSUIT側に機能を持たせるとアップデートできないが、新型方式のアプリだったら容易にアップデートできる。
②(①に通じますが)旧型はチップの故障、配線切れ、電池切れなどの不具合に対応するには交換しかない。
③アプリ開発コストは新型の方が高いが、ハードの製造コストが段違いに安い。

ZOZOSUITを利用したら服を購入しなくても採寸データがZOZOTOWNに送られるようです。旧型ZOZOSUITでしたら個人情報をただで渡してでも体験したいと思っていました。さらに言えば本来の定価3,000円といわず、それ以上払ってでも使いたいと思っていました。新型ZOZOSUITでは個人情報を取られ損になりそうなので利用するつもりはありません。

一つ、評価できると思うのは、 採寸データをユーザーに見せていることです。採寸データを用いて他社の服を買うこともできるわけですので、そのような(ただ乗りする)ビジネスモデルが出てくるかもしれません。採寸データをユーザーに見せずにブラックボックス化し、ZOZOTOWNは「あなたに合う服はこれです」とだけ勧めることもできたはずです。採寸データをユーザーに見せないとユーザーのモチベーションが上がらないと判断したのかもしれません。

送られてきたZOZOSUITは使うつもりはなかったのですが、ごく最近になって早速その信念(と言うほどのものでもないですが)が揺らぐ情報が入ってきました。ZOZOSUITを使ったオーダーメイドスーツの発売です。当然、予想はされていたことですが、ここまで早く・安く出してくるとは思いませんでした。

ただしひねくれた性格である私、このことにも疑ってかかっています。採寸データのうち、オーダーメイドに使われるサイズの種類を公表していない(私が知らないだけ?)からです。極端な話、身長とウェストだけのデータを使うのならば既製服(レディーメイド)と何ら違わないですから。




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