2017年9月12日

カングーのフェンダー形状


ゴミネタです。



車庫に並んだトヨタ・アルファードとルノー・カングーの2台を見てふと思いました。「フロントタイヤとフェンダーの位置関係がずいぶん違っていておもしろいな」と。

アルファードは平面のフェンダーにタイヤ側面がピッタリ一致しています。対するカングーはオーバーフェンダー風でボディ下部は内側に絞り込まれています。アルファードはミニバンなのでスペース効率優先でこのような形状になるのは何となくわかりますが、カングーだってスペース優先の貨物車のはずです。カクカクの四角形でもおかしくないはずですが、カングーはフェンダーに限らず意外と曲線(曲面)が多用されたデザインです。

アルファードはタイヤとフェンダーで一体感があり、スッキリして見えます。このアルファードはカングーよりも年式が古いのですが、気になったので会社の駐車場で観察してみました。すると最近の日本車はミニバンに限らずセダンやハッチバックでもほとんどの車がボディ下部を絞り込んでいないことがわかりました。

外国車は日本車ほど極端ではありませんが、やはり平坦です。90年代はほとんどの車のボディ下部が絞り込まれていました。もちろんデザインの流行が最も大きいのでしょうが、技術の進歩で球面でなくても剛性が確保できるようになったことも一因かもしれません。昔はモデルチェンジのたびに「捻じれ剛性が○○%アップ!」とか宣伝していましたが、最近は目にしないのも必要十分な剛性はすでに確保できているということかもしれません。


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