腕時計 MINI FOCUS 赤

中華製安物クロノグラフです。

Amazonで見て気に入りました。でも2,500円くらいするので自分基準ではちょっと割高。そこでeBayを見てみると送料込みで1,500円くらいだったので、このくらいだったらいいかと思い購入。



箱無しでプチプチ封筒にそのままで届きました。傷などはついていないしどうせ箱は捨てるので問題無し。

Amazonに出品されている中国製品は画像がCG加工されているのがほとんどなので、届くと「これじゃない」感にガッカリすることが多いのですが、実物もまずまずの出来。

ベルトは革でカーボン風の表皮が貼られているだけなのですが、結構よくできてるな～と感心します。

文字盤色は「ブラウン」なのですが画像では赤っぽく、それが好みだったので届いたものがもっと暗い茶色だったら嫌だな、と思っていたのですが、画像に近い色で安心しました。外周のダイバー風ダイヤルは動きません。

Amazonでは「日本製ムーブ」と書かれていました。中華製クォーツ時計に日本製（ミヨタ）ムーブが使われていることは多いのですが、これはたぶん中華製ムーブです。時刻合わせで針がフラフラ動いて時刻合わせが非常に難しいです。

どうにも気になったので裏蓋を開けてみました。ムーブには「LD57 NO JEWELS LANGEXIN CO」の表示が。間違いなく日本製では無いのですが、ではどこか？というとわからずじまい。でも「LANGEXIN」って、いかにも中国っぽい（とくに「XIN」の部分が）ですよね。
ついでに電池が「SR920SW」ということも判明。SR920SWは最近まとめて買ったばかりなので安心。

おもしろいのはクロノグラフ針。センター針は安物クロノでよくある永久秒針なのでクロノグラフはスモール針３つです。下は一周１分のクロノ秒針、左は一周１時間のクロノ分針です。そこまでは普通なのですが、面白いのが上。

上もクロノ秒針なのですが、２秒で一周します。で、１分経つと止まります。しかしストップボタンを押すと針が特定の位置まで動いて止まるので内部的には計測しているようです。おそらく計測中の電池消耗を抑えるためだと思われます。

秒針の動く音がすごく大きく、静かな部屋では離れた場所に置いてあっても耳障りです。機械としてはダメダメですが、Tシャツ一枚分程度の価格なのでカジュアルファッションとして気楽に楽しみます。