2022年6月6日

デジタルトルクレンチ


ACDelco製です。

今までノーブランド品のプレセット型トルクレンチを使ってきました。使い終わったら0位置に戻すなど注意して使ってきましたが、さすがに10年以上使ってきたので計測器としてアテにならない気がしてきました。

買い替えるのであれば有名メーカー品にするつもりでした。DIYレベルでは精度の確認はできず(一部店舗で測定器を貸してくれるようですが)事実上、校正もできません。となればメーカーを信用するしか無いので有名メーカー品にしたいと思っていました。

前からずっと欲しかったのがスタビレーです。板バネ式で0位置に戻す必要が無く劣化(狂い)が少ないと言われています。また、私は経験したことが無いのですが規定トルクに達した時のクリック感が非常に良いと聞きます。



ただし価格が高いです。ヘッド差替え式の本体が4~5万円、ヘッドが1.3万円ほどします。私の使用頻度を考えるとちょっと手が出ないです。有名メーカー品で比較的安いと言ったらトネかトーニチかな…と物色していたらデジタル式が目に入りました。

デジタル式が出始めの時はイマイチ信用できない感じでしたが、現在の評判は悪くないようです。操作感の違いはあるものの精度が高く経年劣化も少ないようです。デジタル式で安くて評判の良いのがSK11。価格は1.2万円~。



ただここで欲を言うとトルクレンチは2本欲しいのです。まず測定範囲として10~130N・mくらいほしいです。使うのは主に自動車・バイク整備なので小さなネジから大きなネジまでさまざまです。スペックの下の方は誤差が大きいので余裕を持ちたい(例えば実際に15N・m以上しか使わなくてもスペック上は10N・mまで必要)ですし、車の下回りを整備するには130N・m程度必要になります。

さらにソケットサイズは9.5sq(3/8インチ)と12.7sq(1/2インチ)の2種類ほしい。もちろん小さいネジには9.5sq、大きいネジには12.7sqと使い分けたいのです。これらの要件を満たそうとすると2本になってしまうのです。SK11は定番のSDT3-060(9.5sq 3~60N・m)は安いものの、それ以外は高めです。

そんな感じでいろいろ見ていたらACDelcoが目に留まりました。ACデルコといえば自動車用パーツが有名で私もバッテリーを数回買いました。ツールも販売していたのは知らなかったです。

日本のACデルコのHPにはツール類は載っていないのですが、本家には専用HPがあります。ここを見ると種類は少ないのでおそらくOEMだと思われますが、メーカーとしては信頼できると思っています。

ARM601-3(9.5sq 5~50N・m)とARM607-4(12.7sq 20~200N・m)、2本合わせても2.1万円ほど、ポイントも考慮すると実質2万円を切ります。



これは買いだ!と思い、2本とも購入。


12.7sqの方の型番は「ARM607-4」なのですが、HPの12.7sqの型番は「ARM601-4」しか存在しません。(「ARM601-3」は存在しました)



さっそく電池を入れようと説明書も見ずに蓋を開けたらボタン電池が収まるスペースが出てきました。電源はお尻の部分に単4×4本(エネループが使えました)が収まります。電池本数が多いのもイマイチですが、ケースにセットしてから蓋をねじ止めするのが面倒です。ボタン電池っぽいところは何なんだろうと思ったら取説によれば「校正ボタン」だそうです。よく見れば電池用の端子は無くジャンパピンがありました。。


説明書はよくある数か国語が一緒になっているものを想像していましたがフル日本語のきちんとしたものでした。外箱も日本語表示でしたし、ちゃんとローカライズされていて好印象。


好印象と言えば台湾製!当然のように中国製と思っていたので嬉しい誤算。


デジタルトルクレンチは初めて使いました。プレセット型とは使用感が違うのは確かなので好みはあるでしょうが、私は悪くないと思いました。レビューには「音が小さすぎてわかりにくい」とか「音が大きすぎて近所迷惑」とかありましたが、私は適切な音量・音質と思いました。バックライトが無いのは(暗い場所など状況によっては)確かに不便かもしれません。

力加減がわかりにくい(規定トルクに達して力を緩めるタイミングが取り辛い)との声もありましたが特に不便は感じませんでした。

また、自動的に電源が切れる時間が1分なのが不便だというレビューがありましたが、自分はまったく不便を感じませんでした。たしかに1分と言うのはKTCの2分やSK11の5分より短いですが、電源が切れた状態でもそのまま使用すれば(回せば)動作します。もしかしたらレビュー主と言っている意味が違っているのかもしれません。

不満点は電池です。何より蓋がねじ止めということ。使用頻度を考えると使わない時は液漏れ防止として電池を抜いておきたいのですが、その電池の入れ替えが面倒です。ドライバーも必要です。エネループでも動作したことは嬉しいですが。
電池の本数も4本と多いです。特に電力を消費する工具とも思えないのですが…。

最大トルク値の120%を超えると「999」と表示され、その後電源を入れるたびに「999」が表示されるそうです。それを消すにはメーカー送りとなるそうですが、おそらくジャンパピンを操作するのでしょうから情報があれば自分でクリアできるかも。



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