2022年8月31日

南部鉄瓶


テレビで鋳造している現場を見て以来、手作りの鉄瓶を欲しいと思っていました。

生活必需品と言うわけでもないですし岩手県(鉄瓶といったら南部鉄瓶!)に旅行に行ったときに買い求めたいと思っていたのですが、なかなかその機会が訪れません。

通販で買うのは趣が無いですし、知識が無いので本物の区別がつかないという事もあります。しかしPCの画面上で見ていても数多く見ていると何となくわかるような気がしてきました。

「岩鋳」とか「及源」とかの有名メーカー品だったら間違いなさそうですが、これらのメーカーは手作り品だけでなく大量生産品も作っています。(値段で判別可能ですが)

新品だったら「伝統工芸品」マークの付いた商品だったら間違いがなさそうです。価格は35,000~くらいです。


中古でも手作り品の区別がつくようになったのでヤフオクを見ていたら「及川喜徳」作の物が4,000円ほどでありましたので落札しました。


初めてなのでオーソドックスな霰模様を選びました。


底部にはヘソ(鋳鉄を流し込む穴を埋め戻した跡)があります。


取っ手は打ち出の小づち


銘です。「南部喜徳」かな?


写真で見た限りでは内部の錆は許容範囲と判断しましたが、一か所の錆は深く、(将来的に)水漏れがちょっと心配なレベルでした。


IH調理器も使用可能と思われますが、割れが心配なのでやめようと思っています。








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