2015年12月15日

ふるさと納税をやってみた①


ふるさと納税の詳細については他サイトを見てもらうとして、私が実際にやってみて感じたことを書きます。税に詳しいわけでは無いので間違いがあるかもしれません。その点はご容赦ください。


動機

きっかけは在住している市の「お礼品」が全国的にも人気という報道を見たことです。
ふるさと納税開始当初も検討してみたのですが、(自分の納税額では)それほど魅力的なお礼品がなかったこと、(サラリーマンなので)確定申告のハードルが高かったことから見送った経緯があります。
改めて現在の制度を調べてみると、控除額が当初よりも2倍に増額されたこと、ワンストップ特例制度により確定申告の必要がない、ということがわかりましたのでやってみることにしました。

お礼品についてですが、以前見た時よりかなり魅力的に感じました。今年の分は1月1日~12月31日までのところ現在は12月ということもあり人気のものは完売状態のものが多いのですが、それでも良さそうなものがあります。

調べていくと「ふるさと納税」という名称にちょっと違和感を感じます。名前だけ聞くと「本来居住自治体に納める税金を指定した自治体に納める」制度に感じますが、実際は指定自治体に「寄付」することによって、今年収めた所得税が控除(=返金)・翌年納める住民税が控除(差し引かれる)される制度です。まあ結果的には居住自治体の収入が減り指定自治体の収入が増えるということは同じことなのですが。寄付金の控除自体は以前からありますのでそちらの制度の特例(適用範囲を狭めるかわりに控除を増額)と見た方が正確だと思います。



ワンストップ特例制度について

基本的には確定申告によって寄付金を反映させる必要があるのですが、「ワンストップ特例制度」が2015年4月以降に適用できるようになりました。以下の条件を満たすと確定申告しなくても寄付を行った自治体へ書類を提出するだけで控除が行われる制度です。

・ふるさと納税の寄附先が5団体以内
・2015年1月1日~3月31日までにふるさと納税をしていないこと
・もともと確定申告をする必要のない人であること(サラリーマン)

私はサラリーマンですが数年おきに医療費控除を受けるために確定申告しています。今年分については医療費が10万円を超えることはないと計算していますので確定申告するつもりはありません。
e-taxで確定申告をすることに慣れてきていますので現在では確定申告のハードルは高くは感じていません。となればワンストップ特例制度のメリットはそれほど無いということにもなります。話が逸れますが、確定申告をやる前は高いハードルに見えていましたが、実際にやってみると簡単で拍子抜けしました。もちろん申告内容は医療費控除だけなので簡単だったのでしょうが、やってみると確定申告のザルさ加減に腹が立つほどです。
ということで確定申告をしてもいいのですが、今年は確定申告(医療費控除)するつもりはありませんし寄付先も1団体の予定です。せっかくの制度を利用してみたい気持ちもありますのでワンストップ特例制度を利用してみようと思います。

ワンストップ制度を良く見るとなかなか面白いことが書いてあります。先に書いた通り通常控除される税金は住民税(=自治体に納める)+所得税(=国に納める)なので、確定申告をするとそれぞれが控除されるのですが、ワンストップ制度を行うと全額が住民税から控除されるそうなのです。もしかしたら所得税分は国から自治体へ補てんがあるのかもしれませんが、もしなかったとしたら制度を利用された(居住している)自治体にとってはたまったものではないですね。自治体間の競争になるわけです。



どのように控除されるか

さて控除された税金はどのように自分のところに帰ってくるか、ということですが、所得税に関しては今年分(1月~12月)を毎月納めていますので、今年分の確定申告(翌年2~3月)をした後の1~2か月後に還付(振込)されます。住民税の方は今年分(1月~12月)の年収を元に確定申告で計算され翌年6~翌々年5月に毎月一定額を徴収されます。確定申告時にふるさと納税分が控除されるので翌年6~翌々年5月に徴収される税金がその分安くなる、というわけです。もし2015年1月にふるさと納税を申し込んだとしたら全て完了(控除の影響が終わる)するのは2017年5月(2年半後)ということになります。ワンストップ制度を利用すると全てを住民税からの控除となるので所得税の還付金はありません。



続きます





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