2017年8月18日

マイクロメーター


ノギスよりも精度の高い測定が可能です。



とは言え、出番はノギスの方が断然多いです。理由は以下の通り。

・測定範囲が0~25mmと狭い
・(自分の使い方では)高い精度を必要とすることが少ない

でもノギスの場合、突起の奥を測ることができないので、その時にはマイクロメーターが重宝します。例えばブレーキローター(ブレーキディスク)の厚みを測る時です。ブレーキローターの場合、外周部を残して内側のブレーキパッドが当たる部分が摩耗してきます。ローターの摩耗状況を調べるためにローターの厚みを測定したいのですが、外周部が邪魔になってノギスでは測ることができません。マイクロメーターはある程度の凸でしたらまたいで測定できるので便利です。0~25mmという測定範囲もブレーキロータ-にはピッタリです。




こういった測定機器のトップメーカーといったら何といっても「ミツトヨ」です。もちろん私もミツトヨが欲しかったのですが、使用頻度を考えると猫に小判だと思い、価格がミツトヨの半分のシンワにしました。

動きはガタも無くスムーズで適度な重みもあり、使っていて安物感を感じさせることはまったくありません。精度に関しては確認するすべが無く、やはりミツトヨのブランドイメージから来る信頼感にはかないませんが、ゼロ調整が自分でできますのでまったく問題無いと思います。

ラチェット機構が便利です。精密な測定には対象物と計測器との接触具合が重要になります。力を入れすぎると計測器の先端(アンビル)を痛める恐れもあります。ラチェット機構がその力加減を調節してくれますので神経を使わずに済みます。


 


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