2017年8月3日

自作ルーフラック①


カングーにルーフラックを付けることを検討しました。

今考えれば新車購入時に純正の「ヘビーデューティーキャリア」を付けておけばよかったのですが、価格の高さ、重さに躊躇して「マルチルーフレール」にしてしまいました。今となってはヘビーデューティーキャリアは販売終了してしまいましたし、マルチルーフレールを捨ててまで載せ替えることは考えられません。

マルチルーフレールを生かしたまま市販のラックを付けることを考えました。調べてみると「CURT (カート) ルーフマウントカーゴラック」の約22,000円が最も安そうです。



次に約33,000円の「YAKIMA(ヤキマ) ロードウォーリアー ルーフラック」 があります。カートより大分高いですが、デザイン的にはカートよりヤキマの方が好みです。レビューを見ると品質的にもヤキマの方が評価が高いです。



有名メーカーが良ければ「THULE(スーリー) ルーフラック」。価格は約50,000円と高いです。デザインも個人的にカングーには似合わない気がします。



その筋では有名な「Baja Rack(バハラック) The Mule(ザ・ミュール) ルーフカーゴラック」は格好が良いのですが54,000~とやはり高価です。



自分がこの中から選ぶとすればヤキマに決まりです。しかし33,000円は気軽に買える値段ではありません。カートでもヤキマでもヘビーデューティーキャリアより大分短いので、延長エキステンションが欲しくなるのですが、それをプラスするとさらに高くなります。

また、ルーフレールの上にラックを載せるので車高も気になります。事前調査でマルチルーフレールの高さを測ったところ約1,900mmでした。ヤキマの高さが165mmですので単純計算で2065mmとなります。立体駐車場などで制限2mのところは確実にアウト、2.1mでも躊躇するでしょう。

となれば自作は?と思い立ちました。乱暴に言えば要はパイプを溶接しただけのものですので、好きな形に作れば良いのでは?ということです。そこで近所のホームセンターを回ったのですが、意外と適当な太さのパイプが売っていないことがわかりました。

ネットで「ルーフラック 自作」で検索すると「イレクター」で作っている人が目につきました。パイプとジョイントを組み合わせて棚などを作るものです。これだったら溶接も必要ないですし組み立ても簡単です。

必要な材料を書き出してみました。

パイプ 3m H-3000 1,180円×2
パイプ 2.5m H-2500 898円×2
コーナージョイント J-5 108円×4
T字ジョイント J-7C 118円×8
サンアロー接着剤 30cc EY-30 278円
足長Uボルト(ナット付)  52円×8
Uボルトプレート 52円×8
ワッシャー 200円

合計:6,842円

合計金額は7,000円弱にもなり、格安というわけではありません。それでも好きな形に作れるので満足度は高いのではないかと考え、これで行くことに決定。

パイプは無駄が出ないように計算して3mが2本と2.5mが2本を用意しました。パイプ径は28mmで、本当はもっと細いものが良かったのですが致し方ありません。




ジョイントは四隅のコーナーが4個と中間の連結が8個。




接着剤も一応、専用品を用意。




こちらはルーフレール接続用金具。風雨にさらされるので本当はステンレスにすべきですが、今回はお試しということで安いスチール製で妥協。


続きます。



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