2017年8月9日

自作ルーフラック③


騒音対策です

カングーに自作のルーフラックを載せたのですが、騒音がすごいです。


音の種類は“棒を振った時にする音”で、「ボーー」と「ウォーン」の間のような音なのですが、とにかく耳を圧迫する音質なので非常に不快です。50km/hくらいから気になるようになり、70km/hになると轟音で耐えられません。トンネル内では周囲の車の人が驚くのではないかと思われるくらい大きい音がします。

そういえば市販のルーフラックにはすべてフェアリングが装着されています。私は「こんなの飾りでしょ」と決めつけていたので付けることは考えていませんでしたが、もしかして効果ある?



とりあえず余っていた板切れを付けてみました。


「とりあえず」ではあっても飛んで行って迷惑をかけては困るので板が割れない程度にがっちり取り付けました。


走り出したらビックリ!“棒を振った時にする音”が全くしません。もちろん無音になったわけではありませんが、音質的にはルーフラックを付けていないときと同じ(音量だけ大きくなった感じ)になりましたので不快には感じなくなりました。たったこれだけのことでこれほどの変化があるとはまったく驚きです。ただしここまでのことは全て運転席で感じたことなので、後席に座ると別の印象になるかもしれません。

単純に空気抵抗だけを考えると、ただの丸棒の方がよっぽど少なそうなのですが、エアロダイナミクスは奥が深いことが良くわかります。F1レースの「Tウイング」なども素人目に見ると「なんだこりゃ?」なのですが効果はあるのですね。

フェアリングを付ける前はとても日常使いできるものではなかったので、ルーフラックを「使う時だけ付ける」しかないかな、と思っていたのですが、これならば付けっ放しにできそうです。今度、時間のある時に耐久性のあるものに作り替えたいと思います。

続きがあります。


0 件のコメント:

コメントを投稿