2015年11月24日

カングー ヘッドライトのHID化②


中華HIDをカングーに取り付けます。簡単に済むと思っていたのですが、なかなか苦労させられました。


中華HIDに決めた経緯はこちらをご覧ください。
こちらが届いたキット(片側)。説明書も何もありませんがリレーレスですので合うコネクタを接続していけば何の問題もありません。


とりあえずバルブ(バーナー)をヘッドライトにセットしようとしたのですが、うまく嵌まらない。
何故なのかと良く見たらバルブ受け側が円の一部を欠いた形状になっていて、


ハロゲンはその形に切欠きがあるのですが、購入したHIDバルブにはありません。


自分が間違ったことをしているのか心配になりましたが、どう見ても嵌まらないので、意を決して削りました。


これで良いだろうとセットしてみても今一つフィットしません。よくよく見るとシェードを留めているネジが当たっています。これ本当にH4なの?それともカングーが特殊なの?


2点だから不安定なのであって、3点なら安定するだろうと思い、穴を開けて新たなネジをねじ込みました。ここまでくると何の躊躇もありません。


試運転です。昼間の写真で、さらにピントが窓ガラスに合ってしまっていて申し訳ないですが、こちらがハロゲン。


こちらがHID。縦方向の光軸が若干下に向いているようです。明るくなる分、他人には眩しいかもしれないのでかえってこのぐらいが良いと思い、このままにします。


ハロゲンとの色の違いです。ハロゲンよりは白いですが4300Kなので(安定した状態で) 微妙に黄色の入った白色です。


本設置を前に10分ほど空焚きします。バルブに付着している油分などが蒸発してライトユニット内に付着し曇りの原因となることを防ぐためらしいです。


バラストの固定ですが、運転席側は車体から飛び出ているネジにナットで固定しました。


助手席側は電装ボックスの上にある2本のネジを長い物に交換して取り付けました。ネジの太さ、間隔ともに図ったようにピッタリでした。バラストが熱くなるとプラスチックが溶けるかと心配しましたが、長時間点灯した後でもバラストはほんのり暖かい程度でしたので大丈夫そうです。


 元々車両に付いていた防水キャップとカバーは無加工で取り付けられました。最初は放熱のためキャップは付けない方が良いかと思いましたが、長時間点灯した後にバーナーのケーブルが出ている黒い部分を触ってみてもそれほど熱くなかったのでキャップを付けることにしました。

バルブに切欠きが無いことがわかり、半ばヤケクソ気味に加工した割にはちゃんと取り付けできたと思います。光軸調整しなくても(私がそうしたかったように)ほんの少し下向きになりましたし、カットラインもハロゲンと遜色無い程度に出ています。問題はグレアなのですが盛大に出ているということは無いのですが、ハロゲンよりかなり増していることも確かです。個人的には全体が明るくなった分だけグレアも比例して増えているだけだと思っているのですが、どうでしょうか。2週間ほど毎日点灯していますが、一度もパッシングされたことはありません。もちろんそれだけでは判断できませんが、自分で対向車になったつもりで見ても問題無いように感じました。もう少し様子を見たいです。
色が白いと雨の日は見にくいと言われているので、雨の日に意識して見てみたのですが特に弊害は感じませんでした。それどころか光量が増えた分かなり見やすく感じました。

****追記******************************

HIDを点灯するとFMラジオに盛大にノイズが乗ります。話している内容はわかりますが音楽など楽しめないレベルです。AMラジオには影響ありません。





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