購入したのは「Gracetop」という聞いたことのないメーカーです。製造国も何もわかりませんが、おそらく中国製のノーブランド品でしょう。
今まで使っていたものに不満があったので買い替えることにしました。昔買ったのは無印良品のもので、畳んだ時の大きさ・重さは良かったのですが開いたときの大きさに不満がありました。そして何より骨と布を結んでいる糸が切れるのです。
骨の中間で布を固定している部分、ほぼ全て切れました。欠陥商品レベルだと思います。直し直し使ってきたのですがいい加減嫌になりました。
そこで買い替えることにしたのですが、最近ずっとAmazonのタイムセールに出ている折り畳み傘は自動開閉式なので重いのです。
今回購入したものは1,600円程度と安い上に大きさ・重さのバランスが良さそうだと思いました。
広げたときの直径は116cm(後で記述しますが実測で112cm)とそこそこ大きいです。100cm以下では本当の非常用にしか使えないと思います。重さも240g(実測で254g)とまずまずです。普段ずっと持ち歩くので300g以下にしたかったのです。
骨はカーボンではなく金属(アルミ?)です。値段を考えれば致し方ないところでしょう。
ハードケースが付属しています。濡れたままでバッグにしまえるのが便利です。
実は折りたたみ傘は別に持っています。クニルプスのX1です。Knirpsは有名なメーカーですので品質は高いです。不満らしい不満は開いたときの大きさくらいです。私も気に入っているのですが、難点は価格で、6,000~7,000円とちょっと高いのです。3,000円程度だったらこれ一択だと思っています。
今回購入したグレーストップ、クニルプス、無印良品を比較してみました。
Gracetop | Knirps | 無印良品 | |
---|---|---|---|
骨の数 | 8 | 8 | 7 |
折畳段数 | 3 | 5 | 4 |
収納時全長 | 25cm | 16cm | 16cm |
収納時太さ※1 | 5cm | 5cm | 6cm |
骨1本の長さ※2 | 56cm | 45.5cm | 43cm |
持ち手の長さ※3 | 56cm | 51cm | 52cm |
重量 (ハードケース込) | 254g (319g) | 210g (266g) | 231g |
※1 太さを正確に測ることはできないのですが、実感としてGracetopとKnirpsは同じ、無印良品だけ明らかに太い印象です。
※2 本来は開いたときの直径で測りたいのですが、無印良品だけ骨の数が奇数で同条件で測れないので、骨1本分の付け根から先端の布が張ってある部分までの長さを測りました。×2すると大体の直径です。
※3 開いたときの傘の頂点からグリップまで含めた長さです。
GracetopとKnirpsはハードケースが付属しています。左からGracetop、Knirps、無印です。
ハードケースから出した状態。
ソフトケースから出した状態。Gracetopそもそも折りの段数が少ない上に開いたときの直径が大きく、さらにグリップもしっかりしているので畳んだ時の長さがとびぬけて長いです。
広げたときの大きさの印象は Gracetop >> Knirps > 無印
Knirpsは驚異の5段折りです。複雑なリンクなのに太さが3段折りのGracetopと同等なのは素晴らしいです。布地の皺でわかるかもしれませんが非常に薄い布です。ただし触った感じはツルツルしていて薄いけれど強度はありそうな印象です。
無印は4段折りです。経年劣化もあるのでしょうが、接合部が緩い感じでKnirpsのようにピシッと閉まりません。布地は薄くてコシの無い、いたって普通の布です。
Gracetopは3段折りなので剛性感があります。布地は(折り畳み傘としては)厚めで、普通の傘に近い(でもやはり普通の傘よりは薄い)印象です。
価格は安いですが特に低品質な感じは受けませんでしたので第一印象は悪くないです。耐久性はどうだろう?
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