Amazonベーシック ホットカーシート
こちらの記事で書いた通り、納期に振り回されていたシートヒーターが届きました。「11月18日到着予定」となっていたものを11月14日に注文したところ、「2017年2月~4月到着予定」となり、その後、商品ページは「12月6日入荷予定」となったものの、注文履歴では「2017年2月~4月到着予定」のままとなっていたところまで書きました。
12月に入ったら注文履歴が「出荷準備中」になりました。しかし「2017年2月~4月到着予定」は変わりませんので、また元に戻るのか?(その前も「出荷準備中」だったものがクリアされましたので)と思っていたらそのまま出荷され、12月4日に手元に届きました。
実は待たされている間に他の商品(HEATKING 温熱カーシート)を購入してしまったので必要なくなってしまったのですが、格安ですし他の車にも使えるので、そのまま購入することにしました。もう一個の方は後日紹介します。
HEATKINGはAmazonベーシックより大幅に高価でした。実はAmazonベーシックと同じような低価格(1,000円~2,000円)でいくらでも別の商品が見つかるのですが、ショートしてシートに焦げ跡がついたりするようなレビューが散見されるので怖くて買えませんでした。
中華製ですのでいい加減な梱包で届くと思っていたのですが、「Amazonベーシック」専用の箱で届きました。
一応、日本語の説明書も付属しています。
付属の金具が本体にステープラーで留められています。梱包忘れ防止に効果的なのは理解できます…理解はできるのですが、商品に対する愛が無いと言うか…まあいいです。
スイッチに表記されている文字のフォントがいかにも中国製という感じです。
裏側です。右側が背もたれで、シートに固定するゴム紐がついています。しかしこれを取り付けると恰好悪いだろうな。紐などで固定せずにそのまま座席にポンと置いただけでもそれほど不都合はないものと思われます。
表側です。この写真では右側が座面になります。電源コードが非常に短い(実測していませんが、カタログ値では130cm)のが気になります。Amazonのレビューでは電源コードが右側から出ているとか左側から出ているとか一致しませんが、これは左側から出ていました。助手席には使い辛いでしょう。
厚みがそこそこあります。これが吉と出るか凶とでるか。
背もたれの長さが短いです。私は背中を温めたいので、これでは短すぎます。座面側の写真は一番上の写真を見ていただきたいのですが、そちらの長さも足りていません。写真では一見足りているように見えますが、先端部分は発熱しませんので。
温度は強弱の2種類選べます。「切」が真ん中なので「強」にするのか「弱」にするのかがブラインドタッチで判別できません。「切→弱→強」としてほしかったです。それかLEDで状態を表示してくれれば目で見てわかるのですが。
シガーソケットにはLEDが付いています。警告タグが大きすぎて目障りです。消費電力は48W(おそらく「強」状態)と言うことで、4Aの計算になります。私の車(カングー)の場合、シガーソケットの容量は10Aなので運転席+助手席の同時使用でもなんとか間に合います。
発熱温度は十分以上です。電源を入れてから1分もすれば暖かくなりますので、ヒーターが効くまでの間が快適になりました。評判が良いのも頷けます。ただし私には弱でも熱すぎですので、もう少し温度調節が細かくできるとうれしいです。
発熱範囲にはまったく不満です。腰からお尻にかけてしか暖かくなりません。背中やひざ裏まで暖かくなれば良いのですが。
一番の不満はクッションの厚みです。柔らかいので運転し辛いです。座ったときの厚みとしてはほんの数ミリなのでしょうが、座面の高さは意識しますし、常に揺すられている感じで安定感がありません。個人的にはNGなのですが、女性などはこのような座り心地や座面の高さを好むのかもしれません。
価格を考えれば満足です。ただし耐久性・安全性については言及できません。
価格以外の全ての面においてHEATKINGの方が大幅に上なので、購入はしたもののAmazonベーシックは使うつもりはありません。人にあげようと思っています。
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