2017年1月25日

ドリンクホルダー


カングーのエアコン吹き出し口にドリンクホルダーを付けました。




カングーには既にドリンクホルダーを取り付けています。キューブ等の日産純正のものでカングーユーザーにはおなじみの物です。これはこれで良いものなのですが難点があります。ドア(フロントの場合)に取り付けられているため、口の空いた容器だとドアの開閉時にこぼれる恐れがあることです。

ドア以外の場所にドリンクホルダーが欲しいと思っていましたがエアコン吹き出し口以外に適当な場所が見つかりません。他に選択肢が無ければそうせざる負えないのですが、エアコン吹き出し口に取り付けるドリンクホルダーは「いかにも後付け」感が強く、許せるデザインのものが見つかるまで待とうと思っていました。

最近になって「ミラリード スマートドリンクホルダー DK-1610」というものが発売になり、みんカラ等で取り付けている例をよく目にするようになりました。



シンプルでなかなか良いデザインなのですが、メッキ調だったり空調を妨げる部分がまだ大きかったりと満点では無い印象です。

まあ妥協は必要ということで、これの購入を前提に他にも目ぼしいものが無いのか探してみました。この手の物は大手メーカーのものよりノーブランドの安物の方がシンプルで良かったりします。ホームセンターとかカー用品店とかも覗いてみたりして見つけたのが「カーメイト 丸型エアコン専用ドリンクホルダー DZ407」です。 



これを見つけたときに「これだよ!コレ!」と言いたくなりました。エアコン吹き出し口が丸形の車は数多くあるのになぜ四角ばかりなのだろう?ドリンクだって丸形なのに!と今まで思っていたので。ただし新製品ということもあり値段が高く一個2,000円ほどします。パッケージは紙箱で外から実物が見えないのでメーカーホームページで直径を調べるとカングーのエアコン吹き出し口より小さい85mmということが分かりました。これなら付かないということは無いだろうと判断し、さんざん悩んだ末に購入することにしました。



全面黒色が好みだったのですが一部シルバー色になっています。これがメッキだったら絶対に買わなかったのですが艶消しだったので我慢できそうです。底になる黒い部分はツヤありの黒色で安っぽい印象です。


使うときにはこのようになります。折り畳み式のドリンクホルダーとしてはオーソドックスな動きなので迷うことはなさそうです。


まずは固定部品を取り付けます。ルーバーに引っ掛けてネジで固定するタイプです。引掛け部分の大きさなどからこの写真の位置でしか取り付けられないと思います。引っ掛け部分がダクト内部に落ちそうで不安でしたが、引っ掛け部分はネジから外れないようになっていました。さすが大手メーカー品です。
写真では固定部品の上下が逆(CARMATEの文字が逆さま)ですね。実用上は問題無いのですが、この後直しました。


ベースを挟むようにネジを締めます。この写真ではベースにゴム足が付いていますがイマイチ座りが悪く、結局ゴム足は外してしまいました。外した方が安定しますが傷が付くかもしれません。私は何も対処しませんでしたが傷防止シート(付属しています)を貼った方が良いかもしれません。


ベースと本体はワンタッチで着脱できます。ただしそのままでは下の写真のように角度がついてしまいます。


角度は3段階で調節できます。下の写真は最も角度を付けた状態ですが、これだと下側の受けがダッシュボードに干渉してしまいます。


一段だけ角度を付けた状態がベストと判断しました。
ダッシュボードとの境目に見えるシルバーのものは以前記事で紹介したインテリアモールです。見た目がうるさくなってしまったので、この後取り外しました。


ちょっと気になったのが上側(シルバー部分)の跳ね上げです。普通に上に引き上げようとするとロックがかかっていてうまくいきません。下側を右から押すようにしてから引き上げるとうまくいきます。言葉では分かり辛いと思いますが、一度触ってみればわかると思いますが初めての人は戸惑うと思います。また、下側の受けは普通は重力で勝手に下がるはずなのですが、角度が若干上向きになってしまったため自動では降りてこず、手で下げる必要があります。最初は普段は閉じておこうと思っていたのですが、そんなことが理由で普段から開きっぱなしにしておこうと思います。


閉じた状態。エアコン吹き出し口の形状と合っているのですが、かなり飛び出ているので存在感はあります。


開いた状態。思っていたほど悪くないな、と感じたのも普段からこの状態にする理由の一つです。


もちろん運転席も。


メカメカしい感じはあります。エアコンの風向の調節はできなくなりますが風量の調節は可能です。風量は若干減ったと感じます。最近のドリンクホルダーはドリンクの太さの違いに対応できるようにしたものが多いですが、これにはそのような機能はありません。このあたりの使用勝手はまだ不明です。


車外からも見えてしまいます。



パッケージに適合表が記載されていました。カーメイトのオフィシャルサイトには載っていなかったので参考にしてください。もちろんカングーは載っていません。




取扱説明書も。



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