2017年11月10日

CO2モニター(二酸化炭素濃度計)


二酸化炭素(CO2)の濃度を測定し、グラフで変化を記録してくれます。


このところ、こんな物や、こんな物を購入し、室内環境が気になっています。温湿度計などをネットで物色しているとCO2モニターというものがあることを知りました。いや、もちろん業務用があることは想像に難くなかったのですが、個人用の簡単に測れるものを初めて知りました。


職場で午後になると眠くなるのはもしかしたらCO2濃度が高くなるからだろうか?とか、就寝時にどのくらいCO2濃度が高くなるのだろうか?とか、ファンヒーターを使うとどうなるのだろうか?とか興味が湧きました。

カスタム CO2モニター CO2-M1
普通の時計や温湿度計のような、主張しないデザインで部屋にあっても違和感がありません。ログ機能はありません。



coxfox 二酸化炭素濃度計 GC-02
ここに上げた中で乾電池駆動できるのはこれだけです。24時間前までのログが保存され表示できますが、ログを本体で確認するのは操作が面倒ですし、パソコンに転送できないようです。



カスタム CO2モニター CO2-mini
メーカーによるとログ機能は無いということですが、COM2 Meter.comのCO2Mini Indoor Air Quality Monitorと中身は同じと思われ、そちらのパソコン用ソフトでログが抽出できると言われています。



coxfox 二酸化炭素濃度トレンドモニター GDC-17
ログ保存機能があり、パソコンには送れませんが本体でグラフ表示できます。



私は厳密な測定をしたいわけではありませんし、簡単に傾向がわかるグラフ表示に惹かれて coxfox GDC-17 が良さそうだと思いましたが、価格が約16,000円とちょっと高いです。そんな時にアウトレットで11,000円ほどで売られていましたので、そちらを買いました。

乾電池駆動ができないのが残念です。今時の製品らしく電源入力はmicroUSBですので、AC電源が無い時にはモバイルバッテリーを使うことができます。


モバイルバッテリーを本体に固定するベルクロが用意されています。


部屋で測ると約800ppmでしたが、人が近くにいるとすぐに900ppm以上に上がります。


寝室で一晩計測しました。窓や戸を閉め切った8畳間で、大人1人子供1人が就寝しています。最高値は驚きの2,900ppm!
一般的には以下のように言われています。

『二酸化炭素濃度が3000PPM以上の環境に長時間晒されると健康被害が起こると言われています。さらに、5000PPMの環境に時間加重平均で8時間以上居ることは人体に危害があるとされています。』

もちろん、就寝中ずっと2,900ppmということではなくて、グラフから読み取れるようにだんだんと上がっていって最終的(起床時)に2,900ppmになるということですが、ちょっと気になる数値ではあります。これが分かっただけでも購入する価値がありました。ファンヒーターを使うとどうなるのか楽しみです。


この機種に限らず、多くの機種にアラーム機能があります。ある濃度以上に上がるとアラーム音が鳴る機能です。もう一歩踏み込んで、リレー駆動用の出力端子を付けてくれると「ある濃度以上に上がると換気扇を回す」などの仕掛けができそうです。もちろんビニールハウス用など、産業用ではそのようなものがあるのでしょうが。

温度を基にしたコンセント電源コントロール機器は安いものが多く存在するようです。我が家では夏の猛暑対策で時刻起動で換気扇を回していますが、温度で自動運転させることもできそうです。




これなんかはスマホで操作できるので面白そうです。




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