2018年4月23日

SSDの容量を増やす


容量不足を感じたので128→240GBへ換装です

1年前に購入したノートPC、DELL LATITUDE E7250 ですが、元々128GBのSSDが付いていました。

徐々にファイル使用率が増えてきて、空き容量が半分以下になってしまいました。容量を食っているのはデータなので外部に退避できるのですが作業効率を考えると内部に入れておきたいのです。

SSDは半分程度は空けておかないと寿命に大きく影響すると言われています。購入当初から128GBでは足りなくなることが予想できたのですが、問題はmSATA(mini SATA)という規格だということです。購入当初、mSATAのSSDで安いものが無かったので、そのままになっていました。

最近になってまた調べてみたのですが、やはり数が少なく、有名メーカー品は相変わらず高価です。しかし聞いたことが無いメーカーのもので安いものが3つ見つかりました。どれも240GBで7000円ちょっとです。



128GBから240GBへの換装ではあまり変わり映えしないので本当は500GBクラスにしたいのですが、安いものは Samsung 860EVO(500GB)しか見つかりませんでした。価格は18,800円で、上記の無名メーカー品と比較しても容量単価的には悪くないのですが、コスパうんぬんでは無く2万円弱という価格はかけられないと思いました。1万円台前半だったら買えるので価格が下がるのを待とうかとも思いましたが、何しろ絶滅危惧種のmSATAです。今後、価格が下がる保証はありません。



容量で妥協することにして240GBを購入することにしました。無名メーカー品の3つは容量・価格が同じなので中身は同じかと思いきや、スペックは結構違います。一番性能が良く(読み出し540MB/s 書き込み500MB/s)、MLCと明記されていたDogfishにしました。


2.5インチSATAを見慣れているせいでmSATAの小ささに驚かされます。私は見たことが無いのですが、M.2はもっと小さいのですよね。(写真では裸で置いていますが、購入時はもちろん導電パックに入っていました)


シールをチラッとめくってチップを確認。SanDiskでした。


DELL LATITUDE E7250 のSSD換装は本当に簡単。バッテリーを外してネジ2本外せば裏蓋全体がガバっと開いて大抵のパーツにアクセスできます。


左が元々の「LITE-ON LMH-128V2M」です。


「LITE-ON LMH-128V2M」のスペックを調べてみました。

インターフェイス:SATA 6.0 Gb/s(SATA 3/1.5 Gb/s互換)
シーケンシャル読出し速度:最大520MB/s
シーケンシャル書込み速度:最大150MB/s
4KBランダム読出し:67,500IOPS
4KBランダム書き込み:37,500IOPS

シーケンシャル書込みが150MB/sから500MB/sへ大幅にアップします。本当にこれくらい違うのならば大きいファイルを書き込むときに体感できるかもしれません。

さっそく換装しシステムを移行しました。使ったソフトは「EaseUS Todo Backup Free」です。「クローン」機能を使えば簡単だったのですが、mSATAを外付けする機械(↓こんなの)を持っていません。



古いSSDをUSBメモリとして使えるのでこれを買おうかと思ったのですが、近所には売っていないし、それほど必要性があるわけでもないので止めました。(換装前に)外付けHDDにバックアップ→(換装後に)リストアの手順で作業しました。

リストア時にEaseUS Todo Backupが新しいSSDを認識しなくて躓いたのですが、diskpartコマンドで対処できました。元のSSDがMBRかGPTかわからずに、とりあえ慣れ親しんだMBRにしたところ、EaseUS Todo Backupが「違うよ」と教えてくれました。良いソフトです。

Crystal Disk Mark 6.0.0(64) でベンチを取ってみました。よくわからないので設定はデフォルトです。

・LITE-ON LMH-128V2M


・Dogfish Msata 240GB


う~ん、微妙ですね。シーケンシャルライトは上がっていますが、その他は軒並み性能ダウンです。まあ体感はできないでしょうし、今回は容量アップが目的なので良しとします。

この後「ディスクの管理」でCドライブを拡張し、無事に240GBになりました。


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