2019年6月10日

ポリカ屋根の敷設①


短管パイプで柱の敷設。

ちょっとした物干しスペースに屋根を取り付けることにしました。長さ約9m・幅約2mのスペースです。ここにほぼ全面、ポリカーボネートの屋根をかける目論見です。

まず短管パイプで柱を立てるのですが、地面への固定方法に一番悩みました。オーソドックスなのは重量ブロックに短管パイプを差し込みモルタルで固定する方法です。しかし今回は恒久的なものではないので撤去・処分に困るモルタルは使いたくなかったのです。

そこで直行クランプと短管パイプの切れ端を使って抜け止めにする方法を取りました。穴を掘って埋め、土をかぶせるだけです。


心配なのは台風。以前はほとんどなかったのですが近年は勢力を保ったまま直撃する台風が増えています。強風に耐えられるか甚だ疑問ではありますが、試してみることにしました。

しかも柱のスパンは約3m。本当はもっと狭めたかったのですが、予算・場所(障害物)・見た目(あまり物々しくしたくなかった)の関係上、こうなりました。


柱を立てようと地面を掘ると各種配管や基礎コンクリートなどが顔を出します。これを避けているとなかなか希望通りの場所に建てられません。そこで柱の間隔などは適当に済ませることにしました。クランプ接続なので適当でも出来上がります。人間の目は意外と正確なので曲がっているのが丸わかりですが仕方がないと妥協しました。

柱が立てば骨組みは出来上がったようなもの。後はものの数十分で出来上がりました。資材を再活用することを視野に入れているのでなるべく切断しないようにしています。


使用資材
・単管パイプ 3m(1300円)×10  2m(1000円)×10
・直行クランプ 同径・固定(180円)×32
・ボンジョイント (250円)×6



ポリカ屋根の敷設① 短管パイプで柱の敷設
ポリカ屋根の敷設② 木材で屋根の骨組み
ポリカ屋根の敷設③ ポリカ波板で屋根をふく
ポリカ屋根の敷設④ 雨どいの設置




2 件のコメント:

  1. はじめまして。
    単管パイプの抜け止めをどうすればいいのか調べていて、こちらにたどり着きました。この方法ならDIY初心者の私でもできそうです。
    単管やポリカをできるだけ切らずに済ませておられるのも大変参考になりました。切るだけで一苦労ですから。
    ところで近年の集中豪雨や台風ではご無事でしたでしょうか。
    大物なので万が一にでも飛んだらと思うと躊躇してしまいます。
    教えていただけるとありがたいです。
    よろしくお願いいたします。

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  2. 設置から3年経ちますがまったく問題ありません。倒壊しないまでもポリカ屋根がめくれるくらいはあるかな?と思っていましたがそれもありませんでした。左右が家の外壁と(隣の家の)生垣に挟まれていて風よけになっているのが大きいと思います。金属部分の錆、木材の腐食も今のところ見られません。

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